![deco4b3ae26d9cce5[1].gif](http://petiteruenaha.sakura.ne.jp/sblo_files/petiterue/image/deco4b3ae26d9cce55B15D-thumbnail2.gif)
西側には黄金の丘のぶどう畑が広がっています。
今回の旅で一番の晴天です。この日差しでかなり日焼けして、沖縄に帰ってから「焼けたねぇ」とお客様に言われました

ニュイサンジョルジュから快調に走るとまずはヴォ―ヌ・ロマネ村に到着。
田舎の村ですが、ちょっと邸宅があると思うと目をやると、ワインの偉大な造り手ばかりです

村からまた丘の方へ向かうと、
通りの名前も偉大な路地に出て、さらに進むと、(ちなみに上の写真にも書き足しましたがプチット リュのリュはフランス語でrue、petiteは小さいでお店の場所が路地にあるのでこう名づけました)
ロマネ・コンティの畑にたどり着きます。この道がラターシュ通りです

石垣に”Romanée-Conti”と書かれていますので見つけやすいかと思います。
畑には馬が

ワイン雑誌で馬で耕すと知識で知っていましたが、今、目の前で耕しているとは

耕しているムッシュがこっちまで来たときに馬の名前を聞いたら、”ミケ”だそう。「ミッキーマウスみたいでしょ?」と気さくに答えてくれました。耕すのはすべて馬の力で、
見てください、耕された後のこの土のフカフカ具合を。こうやって最高峰のワインが生まれるのですね

のどかな雰囲気はお隣リシュブールの畑でも繰り広げられていました。
なんと、
ワンちゃんが一緒にお手伝い?しています。
にこにこと近づいてきます。
ワンちゃんも一緒にリシュブールの畑で記念撮影。感動

みなさん忙しそうなのに、手を止めて話をしてくださり恐縮でした。
たくさんあるワインの銘醸地の中でも、4回もブルゴーニュに来たのは、この雰囲気と人柄があったからなのかもしれません。
ヴォ―ヌロマネ村をあとにし、ヴージョ村へ。
石垣で囲まれた広大なグランクリュのクロ・ド・ヴージョの向こうはこちらから見えないくらい広がっています。
今回走っているとたいていの畑は、
機械で耕していたのですが、ロマネコンティともう一軒、馬で耕している生産者に出会いました。
それはシャンボール・ミュジニー村でしたが、なんと今度は女性がはつらつと耕していました

またまたこっちに来たときに、
「ボンジュ〜ル、マダム」
きさくにいろいろと教えてくれ、「ここは、シャンボール・ミュジニーのどこの畑ですか?」と聞くと「プルミエのレ・ノワールよ。ドメーヌ・アルローを知ってる?」
もちろん


彼女の名前は、ベルティーユさん。馬使いの様子を少し動画で、
ダウンロードは🎥こちら
馬はカワイイ名前でヌガーちゃん。元気いっぱいに畑を耕しています。こんな光景を見るとワインが飲みたくなり、次の日のディナーで、
ドメーヌ・アルロー クロ・ド・ラ・ロッシュを。しみじみ〜

興奮さまやらぬままボンヌ・マールの畑を横目に、モレ・サン・ドニ村に到着。
すると写真でも、前方に少し見えているのですが、自転車でものすごく勢いよく抜かれ、悔しいと思っていると、とその人がある邸宅の門を開くのを待っていました。
表札を見ると

えーっ

ロベールグロフィエと書いているじゃないですか、恐る恐る、でも話しかけます。
「ロベール・グロフィエさんですか?」 あっさり「そうだよ

今でこそ垂涎の的、シャンボールミュジニーの一級畑”レ・ザムルーズ(恋人たち)”がまだ、’儲かる’という理由でカシスが植えられていた頃からこの畑のポテンシャルを信じ、畑を買いその面積を増やし、今ではレ・ザムルーズの最大の所有者となったロベールさん。
記念撮影も快く。とても穏やかな口調な紳士でした。感動!!
電車のジュブレ・シャンベルタン駅まで走りきり、ボーヌ駅まで戻り、自転車での走破ほぼ一日がかりでした。
ホテルのテラスで一息ついたら、ホテルでの、ブルゴーニュな宴が待っています。ぶどう畑を走り回ったので、体がワインを欲しています
