2012年12月19日

思い出のブロシェット


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今年最後の、NHK、生放送無事に終わりましたdeco4cb192488ffd4[1].gif

4月から始まり、今回で7回目となりました。月一回のペースで出させてもらっています。来月は4週目頃となりますので引き続きよろしくお願いしますTV

今回は、季節柄、おもてなし料理というテーマをもらい考えたのが色とりどりの素材を使った”ブロシェット”、串焼き料理をフランス料理らしく即席エビのソースを一緒に添えて、のレシピでしたぴかぴか(新しい)

このブロシェット、以前フランスで暮らしていた時の、思い出の一品です。

相方がパリの語学学校に通っている時の友達と僕も一緒に、バスティーユにあるブロシェットのビストロで食べている時の事でした。

ブロシェット、焼き鳥のように串をかぶりついて食べても大丈夫ですが、レストランでは以下のように食べると、よりスマートです。

ナイフとフォークを上手に使うわけですが、
(1) 左手で串を固定
左手で、串を固定します。串が汚れているようであれば、ナプキンを使って串を固定します。もしくは手で固定をして、あとからナプキンで汚れをふく手順でも大丈夫。
(2) フォークを使って、串から肉をすべて外す
左手で串を固定しながら、右手のフォークを使って、串から肉を一つずつ外していきます。串に刺さっている状態ですから、ゆっくり慎重に取っていきましょう。うまく取るコツがあります。フォークを引いて肉を取るよりも、串を引いて肉を取るほうが、うまく取れます。串に刺さっている肉と肉の間にフォークを挟み、串を引っ張るイメージです。また、一つずつ食べるごとに串から肉を取り外すのではなく、はじめにすべて、串から肉を外したほうがスマートです。肉をすべて取り除けば、串は皿の奥に置きます。
(3) ナイフとフォークで食べる
残った肉は、ナイフとフォークで通常通り食べます。

こんな感じで、相方は、お肉を串から外していたのですが、素材の牛肉がよく焼かれていて固く、この作業に難航していました。その時でしたexclamation×2 力余って、お肉の一片が串から取れたと思ったらテーブルの中央へdeco4ae95714ccad9[1].gif

その後、他のもう一人のお肉も、ポーンとテーブルへ。

この時は6、7名でテーブルを囲んでいたのですが、フランス人、アメリカ人、トルコ人、イラン人、我々大爆笑deco4a8ba001398aa[1].gif

肉が飛んだぞー!とみんな笑いすぎて、涙がでるほどでした‥

フランスに来てまだ間もなく、言葉の細かいニュアンスは伝わらないお互いでしたが、笑いは世界共通なんだねと実感したブロシェットの思い出です。

フランスでは、前菜ではなく、メインディッシュの扱いで、串は結構長めでボリューミーです。昨日の放送でも言いましたが、素材は、お肉、お魚、野菜、なんでもお好みで結構です。ご紹介したレシピだと彩りがきれいで、少しクリスマスツリーのようになっているので是非、この時期は、昨日のレシピ通りに一度作ってみてくださいわーい(嬉しい顔)

では、昨日の放送の様子です。

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最初は、NHKのスタッフの皆さんで念入りな打ち合わせ、段取りを話し合っています。

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リハーサルは3回ほどして生放送の本番に備えます。

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串に素材を指すときは指を刺さない様、気を付けてくださいね。

リハーサルのおかげで本番も無事終了。

県内の天気予報を挟んで、

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エンディング。

”今年一年ありがとうございました。番組でお料理を紹介できて感謝しています”と言うことができました手(パー)

フランス料理が身近に感じてもらえるよう、来年も頑張りたいと思います。

素材のバランスがよくおいしいですよわーい(嬉しい顔)
posted by プチット リュ at 09:23| Comment(0) | TrackBack(0) | NHK沖縄に出演(2010年〜)