年内の営業は12月29日までです。1月6日まで帰省の為お休みを頂きます。来年は1月7日からの営業となりますのでどうぞよろしくお願い致します。*明日
木曜日は所用により
臨時休業させて頂きます
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(今週末、金、土、日曜日は、おかげさまで既にご予約で満席となっています。)
それでは、ギュッと凝縮してあと残り3回まできました、旅行記です

ローヌのワイン銘醸地”コート ロティ”の丘編です

ローヌをなぜ訪れたかったかと言いますと、ローヌの赤ワインはしばしば獣のニュアンスがワインに現れ、この時期のジビエ料理ぴったりだ言われているのでそれを確認したかったからです^_^

交通の便から目的地にしたのは、”コート・ロティ”。アンピュイの町を中心にしたローヌ河沿いの右岸の急斜面がコート・ロティとなります。「焼けた丘」を意味するこの産地は、歴史は古くローマ時代に遡り、「ヴィエンヌのワイン」と呼ばれ、ローマの要人たちに人気があったそうです。(ローマ時代に縁があるのは次の日たまたま訪れた美術館でそれを知ることになるわけですが、それは次回に)
それぐらいの情報を元にリヨン駅から、ヴィエンヌの街を電車で目指すわけですが、
出発時刻がお昼頃だったので、リヨン駅から徒歩5分、三ツ星レストラン”ポール・ボキューズ”のマルシェがあるのを、

この日の朝食のマックを食べながら遊んでいたスマホで情報を発見したので、行ってみることに

住所の画面を携帯に保存し、グーグルの地図で場所を頭に叩き込み、

あっさり到着

着いてみてわかったのですが、こちらのマルシェは、屋内のマルシェでとても清潔感の溢れるマルシェでした


おいしそうな骨付き肉
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生牡蠣


イートインスペースもありその場で美味しいものも食べれるマルシェです


カラフルなウニ

屋内で照明が綺麗に当たって並べられた野菜


キノコ

根セロリや人参のラペがしっかりとあります、お惣菜コーナー

野うさぎの煮込みや、

鶏のモリーユ茸クリーム煮

カエル料理も気軽に売っています。

リヨン名物のクネルも茹でる前の状態まで出来上がっていて便利です


オードブルもさすが”ポール・ボキューズ”マルシェです


山羊のチーズ

お菓子

リヨンの郷土菓子

リヨン名物のソーセージ
さすが美食の街を実感していると電車の時間が迫ってきました

先ほどの情報くらいしかなく、リヨンから電車で20分、

ヴィエンヌの街に到着
ワインツアーが出ているだろうと観光局で尋ねてみると、そんなツアーはなくコート・ロティまでヴィエンヌからは車がないと無理であることが分かり、さらにこの日は、”諸聖人の日”らしく「午後から公共の交通機関がストップしていくよ。」という恐ろしい情報を得ることに

どうしたものかと少し不安になったので、とにかく駅前のビジネスホテル”イビス”に、

チェックイン。フロントの方に再度”コート・ロティ”の行き方を聞いていると近くにいたムッシュが助け舟を

「歩いていくのは無理だ。時間があるから送るよ。」
どうやら二日間近くでロックコンサートがあり、その送迎車を出してくれるみたいです。
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気持ちに少しお金を払いたかったのですが、「お金はいらない!写真なら一緒に撮ろうよ!」と言ってくれた一枚です。名前はファンさん。

車に乗ること15分

E.ギガルの入口まで。祝日なのでもちろん閉まっています。
お腹が空いてきたので、辛うじて開いていたワインショップでオススメのレストランを聞き、

向かってみることに。これが恐ろしいウォーキングになるとはまだわかっていませんでした・・・
お店の方曰く、「3分くらいで着いて景色も良い所。おいしいもの食べておいで!ボナぺティ」と笑顔で別れ3分くらい歩いてもまだまだ平坦な道路が続きます。

最初は遠くに見える”コート・ロティ”の丘に感動して写真を、

(ここでも摘み残しのぶどう、この地のシラー)




(コートロティから見た悠久なるローヌ川と新屋健一)
撮っていたのですが、どうもおかしいなあと思っているとずーっと遠くのそれこそ山の頂上に建物を発見。肉眼で見る限り勾配もあるので軽く20分はまだ歩きそうな距離にレストランらしき建物を発見。その時分かりました。
道沿いのワインショップの人は「車で」我々が来たと思って、3分と言ったんじゃ‥
「どうする・・・・?」と相方に相談すると、「進もうや」と。
車も全然通らない山道、辛うじて来た子連れのファミリーの車に止まってもらい事情を説明するとまた車に乗せてくださり(隣りには可愛い赤ちゃんがじーっと我々をみていました)、今度はいらないと言われながらも無理やりお金を渡して、なんとか見えていた山頂に着きました。
しかし祝日のお昼、レストランはお店の人も慌てるくらいのお客様で満席で入れず

こちらで食事をしてタクシーを呼んでもらおうという計画も崩れ、今度は逆方向に降りて行きました。


そうこうしているうちに、
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隣のコンドリューまで歩く結果に。「ボナペティ!!」と言われ歩き続けること、2時間半。車でも3分じゃつかないよなぁ。僕は不安に包まれていたのですが、相方は足が疲れたくらいで「少々のことよーなんとかなるよ」と余裕です。
結論。”女性は強し”そして、”コート・ロティ”は「丘」ではなく「険しい山」だということが、はっきりと分かりました

コンドリューで再び数々の人に帰る方法を聞きまくり、数少ないバスの到着を待ち、ようやくバスがバス停に来た時の嬉しさは今でも忘れません。出会った皆さんはとても親切に親身になって助けてくれました
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ヴィエンヌの街に戻ってパン屋さんで買った(お店も祝日でほとんどが閉まっている)

ピザを食べたのは夕方の16時。なんておいしいんだ(^○^)
体力を使ったので、夜はヴィエンヌの街のファミリーレストランで、簡単に、

ベルギービールと、

ムール貝を

畑をしっかりと身体に刻むこととなったE.ギガルのワインは、
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ハーフボトルが2004年、フルボトルが2003年と熟成具合も抜群です。是非デキャンタージュをしてその奥ゆかしさをお楽しみください

つづく