*今週19日木曜日は所用により臨時休業させて頂きます
![apani4a4c8e496de8a[1].gif](http://petiteruenaha.sakura.ne.jp/sblo_files/petiterue/image/apani4a4c8e496de8a5B15D-ac18f-thumbnail2.gif)
では旅行記はローヌ編です

今回ローヌを訪れた目的は、ローヌのワインの産地を訪ねたかったのと”ブション”で食事をして、お店にもその雰囲気を取り入れれたらなあということでブルゴーニュからさらに南下しました。
ボーヌ駅を出て、
マコンを通り過ぎ、
向こうの方に見えるのはボジョレー村です

電車に揺られてローヌの中心地、美食の街 ”リヨン”に到着。リヨン駅で電車の出発のアナウンスを録画したのですがその様子はプチット リュのフェイスブックをご覧下さい。リズミカルで歌のようです

リヨンのメルキュールホテルはモダンで、なんといっても、
駅から徒歩2分くらいなので、よく利用します

ホテル到着後、ランチタイムが過ぎていたので、どこかないかなあと探していたら、営業が終わりかけでしたが、「いいよ入っておいで。」と親切に言って下さるお店があったので入ってみました。
牛肉のタルタルと、
魚のクリーム煮、そしてここで黒板を見て運命の出会いを

verreはグラスワインを意味するのですがその横に、FilleteとPotの文字が

フィエットとポはリヨンにしかないワインを入れる容器で、これを手に入れるのもリヨンに来た目的の一つでした。
サービスのマダムに早速「どこで手に入りますか?」と聞いてみると、「ワインショップにあるかもね。」と教えてくれました。
日本でビストロをしていてこれが欲しくてリヨンまで来ましたと説明するとなんとマダムが「これをあげるわ」と、
使用しているフィエットとポを1つずつくれました。ありがとうございます

その後リヨンのワインショップでせっせと買い集め、
![DSC00092-thumbnail2[1].jpg](http://petiteruenaha.sakura.ne.jp/sblo_files/petiterue/image/DSC00092-thumbnail25B15D-thumbnail2.jpg)
こんなに揃い、只今プチット リュでも大活躍しています

皆さんに面白いねえと好評なので重たいのを持って帰ってきた甲斐があります

ランチ後はリヨンの街を散策。
こんな面白い看板は和食レストラン
ローヌ川沿いではマルシェが

根セロリもゴロゴロ
狩猟された鳥
この時期は菊の花がたくさんでした

陽気なフルーツ屋さん、
試食にたくさんくれたのでザクロを購入

ちょっと日が傾いてきました。
河に流れ着いた流木にきのこ

旧市街地の石畳
このエリアには”ブション”が数多く点在しています。
一旦部屋に戻ると駅もライトアップされていて綺麗です。
そして、念願のブション”シェ ユゴン”を予約し再び旧市街地へ
さて ”ブション”は、地元のワインとリヨンの郷土料理が楽しめる庶民的な居酒屋風レストランのことです。
![DSCN8179[1].jpg](http://petiteruenaha.sakura.ne.jp/sblo_files/petiterue/image/DSCN81795B15D-thumbnail2.jpg)
代表的なメニューは、
・Le parillee Lyonnaise
(パリエ リヨネーズ)リヨン風ハムのパセリ寄せ
・Salade Lyonnaise
(サラダ・リヨネーズ)リヨン風サラダ
・Quenelle de brochet
(クネル・ド・ブロシェ)川カマスのすり身
・Andouillette à la Ficelle
(アンドユイエット)牛の内蔵のソーセージ
・Tablier de Sapeur
(タブリエ・ド・サプール)牛胃のフライ
・Saucisson chaud pistaché en brioche
(ピスタチオ入りセルヴェラ)リヨン風ソーセージ
などなどでボリュームたっぷり出てくるのが特徴です。
で、”シェ ユゴン”は、
赤のギンガムチェックも特徴的で、プチット リュは”ブション”の雰囲気を意識しています

メニューはリヨンの郷土料理が手書きで書かれています。
店内には、”シェ ユゴン”もバッチリ載っている、日本の本も飾られていました

前菜にリヨン風ハムのゼリー寄せとレンズ豆のサラダ。ワインはE.ギガルのサンジョゼフを

メインは、
名物、タブリエ・ド・サプール(トリッパのカツレツ) 早速お店でも再現しました

![DSC00150-thumbnail2[1].jpg](http://petiteruenaha.sakura.ne.jp/sblo_files/petiterue/image/DSC00150-thumbnail25B15D-thumbnail2.jpg)
仕入れたトリッパが完売したのでまたローヌフェアーをするときにご賞味ください

そしてこれまたリヨン名物のクネル 巨大な魚のはんぺんを濃厚なアメリケーヌソースで食べる感じです。
手が空いてきたのでマダムと一緒に

ブション料理、とっても参考になったのですが、このお店でさらに良いなあと思ったのはサービスでした

サービスの彼女はお客さんととてもフランクに接していました。時にはベンチシートのお客さんとお客さんの間にどかっと座って両サイドの注文を取っていたりと、なかなかここまでは出来ませんが、彼女がテーブルに行くと、
みんな笑顔がこぼれていました

リヨン名物のデザート”プラリネのタルト”を食べながら、じっくり観察

せっかくなので記念写真を。彼女はカメラを向けるとよく笑うので、ブレた写真しか取れませんでした

”ブション”のとても良い余韻に浸りながら、
彼はローヌ河の夜霧に消えて行きました・・・・・ ホテルに帰るだけやん

”シェ ユゴン”のHP⇒http://www.bouchonlyonnais.fr/