コートロティを見たいと訪れたヴィエンヌの街。次の日はどうしようと思っていたのですが、コートロティの歩いてしんどかった思いだけではいけないと思ったのと、この街に一軒、二つ星レストランがあることが観光案内所でもらったパンフレットで分かったので、この街にもう一日滞在することに。
朝から街をウロウロしていると、マルシェを発見

緑のチーズはバジルの色です。
根セロリ、今回は葉っぱが付いています。
チキンの丸焼き

旅行の時一度は食べる必須のお料理。今回はローヌ河が見えるスポットで、
頂きました。朝御飯です。
この、ヴィエンヌはキリスト教と密接に結びつていてとても歴史ある街です。
街を歩けば教会や劇場、古代の遺跡にたくさん出会います。
紀元前3世紀末から後5世紀後半までのローマによるガリア支配の時期、ガロ・ロマン時代の美術館があるのを発見したので入ってみました。
の前に、この”ガロ・ロマン美術館”に併設されているレストランで、
ピザマルゲリータで腹ごしらえ。隣のテーブルを見るとすごい大きさだったので、一枚だけ注文しシェア。
十分の量でした

そして美術館に。
ガロ・ロマン時代の様子のミニチュア。ローヌ河が重要な役割を果たしています。(いつも思うのですがこういう時代にタイムスリップしてこの時代の街を歩いてみたいです。)
オリーブオイルやワインを入れた壺。大昔からこの地のワインは生活に根ざしていたのがわかります。
美術館の横には広大な遺跡ゾーンがあります。
歴史ファンにとってはたまらない場所です。
夕方までゆっくりとヴィエンヌの街を散策し、夜は朝に予約済みの二つ星レストラン”ラ・ピラミッド”へ


ビストロ料理を追求しているのですが、今回は星付きレストランへ一回は行くぞっということでスーツも持参していました
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まずはサロンでシャンパンを
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どこだここ


こちらはホテルレストラン。ビストロとガストロノミーなレストランがあるのですが、今回はガストロノミーへ

食前酒で軽く酔っ払い、レストランへ
ワオ〜
まずはきのこのスープ
前菜は、フォアグラのテリーヌと、思い出の地”コート・ロティ”をこの時飲みたかったので、このワインに合うお料理をリクエストしました。

メニューにはなく、特別に作って頂いた、セップ茸と生ハムのフォンドヴォー仕立て
ワインはといえば、

超レアコートロティ、ピエール・ベネティエールのコート・ロティ
簡単にこのワインの凄さを説明しますと、コートロティの隠された宝とも言えるワインで、彼は決して自分のワインをサロンに出展することはありませんし、(意図的に)ジャーナリストに見せることもありません。彼は、自分自身が喜びを感じるやり方とスタイルを持って見事なワインを造っています。生産量も800ケースととても少ないので、ワインはほとんどすぐに無くなってしまう貴重なワインです。
お味は、エレガントでどこまでも深かったです

先ほどのセップ茸とのマリアージュはこの地ならでは、この雰囲気ならでは味わいでした

メインディシュは、
ちょっとオリエンタルなテイストの赤座海老と、
乳飲み仔牛のロティ

目の前でお肉をカットし盛り付けてくれます

デザートは、相方は、
レストランデセールの醍醐味、スフレケーキ。この膨らますタイミングが腕の見せ所

僕は、

イチジクづくし

フロントでお会計をしていると、厨房からシェフが出てきて下さいました

シェフのパトリック アンリルーさん、聞けば日本が大好きだそうで、「フェアーなどで日本にもよく行くよ!!」とおっしゃっていました。「沖縄まで是非足を伸ばしてくださいね。」とプチット リュのショップカードを渡して宣伝もしました

コートロティー、ちょこっとコンドリュー忘れられないワインの産地となりました

つづく