5月6日水曜日までGW期間中は”フレンチデリ”&”ビストロ”休まず営業しています
”やちむん”沖縄では、焼物のことを「やちむん」と呼び、泡盛の容器や食器、シーサーなど全般を意味します。
先日のプチット リュでのやちむんの古陶の復刻お披露目のイベントで初めてやちむんと、
![PICKH20150228_A0010000100G00009_l[1].jpg](http://petiteruenaha.sakura.ne.jp/sblo_files/petiterue/image/PICKH20150228_A0010000100G00009_l5B15D-395f6-thumbnail2.jpg)
向き合って以来すっかりこの”やちむん”にはまりお店の器も洋食器から一気に”やちむん”へと移行しました

取り皿のオーダーメイドをお願いしていた松田 米司さんから完成の連絡が入ったので昨日の営業前読谷の北窯に早速受け取りに行ってきました

北窯は12日に窯入れがあるので、

これから焼き上げる器が所狭しと並んでいました。写真は外の風景ですが、こちらの工房の床が土な感じはいつ行っても落ち着きます


古陶お披露目パーティーの時にお越し頂いたご縁で今回器の依頼をお願いしたのですが、実際米司さんに当店のテーブルの大きさや店内の雰囲気、食事もして頂いたうえでイメージして頂いて作って頂いた器は35枚


何とも言えない優しいタッチの仕上がりでお店にピッタリの取り皿がここに完成しました

店内の雰囲気も、

随分変わりました

米司さんのお人柄は、読谷村が発行する”やちむん”の冊子からも分かります。読谷のやちむんの里には63もの窯元があるのですが、週2回のランチはお弟子さんが食事を作り、自分たちで作った、

やちむんで定期的に一緒にこのように食卓を囲むのは米司さんの工房だけになってきたそうです(”旅とやちむん” 発行 読谷村役場 p28,29)
「たわいもない会話ですが、モノ作りの現場はコミュニケーションが大切。料理が苦手な子もいれば、食べるのが遅い子もいます。人に合わせていくことはストレスがたまるかもしれませんが、共同作業の場では、お互いを知ってバランスを見ながら、共有していくことが大切です」とこの本でも紹介されていますが、米司さんの器と食に向き合う姿勢にはいつも素敵だなあと感動することばかりです

心を込めて作られた焼き物には魂が宿るのも実感しています。お料理を盛り付けた時に温かみがそのお皿からにじみ出てくるのは使ってみて分かったことです。昨日の取り皿に加え、米司さんの、

丸湯呑はスープカップに、奮発して買い集めた復刻古陶の、


数々、そして偶然にもタイミング良く古陶でこれまた出会えた玉城さんに大宜味の初窯でプチット リュオリジナルで焼き上げて頂いた、

やちむん、

そして今帰仁の仲里香織さんの工房からもタイミング良く焼きあがった四角皿。
念ずれば通じる!
![11149363_658728014260743_2247102968238129060_n[1].jpg](http://petiteruenaha.sakura.ne.jp/sblo_files/petiterue/image/11149363_658728014260743_2247102968238129060_n5B15D-thumbnail2.jpg)
ちょうど仲里さんに四角の大皿を依頼しようと思っていたら仲里さんも新しい取り組みで作られた大皿がなんと・なんとですよ・プチット リュのお皿
22センチと全く同じだったのは鳥肌が立ちました。復刻イベントの時は古陶ばかりで仲里さんは当店のお皿の大きさをご存知ないはずなのに。不思議ですよね

プチット リュやちむん計画は取り皿の完成でひとまず完成しました!(あれもこれも欲しくなってじわじわと増えていくのは目に見えていますが・・・・

)
’お魚料理を’と一昨日雑誌の取材があったのですが、もちろん、

やちむんで盛り付けました


お披露目イベントの8名の陶工家さんのやちむんを中心にお店ではこれからもずっと使い続けていきます

そう

これらの方々のやちむんは桜坂劇場2階の”ふくら舎”さんが取り扱いが多いので是非手に取って器の温もりを感じられてみてはいかがでしょうか
posted by プチット リュ at 07:23|
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琉球王朝復刻陶器