2016年03月16日

ふぐとワインのマリアージュ

おはよございます時計

今日は曇り空、気温は20℃を超えてきそうですが朝はまだ冷やっとする感じです。昨日はニュースで’万座ビーチリゾート’が海開きってニュースが流れていたのでもうすぐ暑くなってくるかとリゾート

この休日はふぐ三昧apani4b1b4b555fa61[1].gif

ふるさと納税で申し込んでいたふぐがタイミング良く休日に届いたのでぴかぴか(新しい)exclamation×2

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沖縄は”あばさー”(ハリセンボン)は食す文化があるのですがなかなかとらふぐは見かけないので今年はこの品をチョイス手(チョキ)

南あわじ市の3年とらふぐ

淡路島は福良湾で3年育てられたブランドのとらふぐみたいで食感が噛みごたえがあり筋肉質なふぐでとっても美味でしたぴかぴか(新しい)

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届いた量が1sで明らかに二人ではもてあましそうなので、一日目は”てっちり”、二日目は、フグの鉄板焼き&から揚げ&グラタンに手(チョキ)

なかなか沖縄では食べる機会がなかったのでワインとのマリアージュも追及してみましたdeco4b8108b14ee17[1].gif

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用意したワインは左から、山梨・グレイス甲州(甲州)、大阪・さちこ(甲州、デラウエア、リースリング)、フランス・サヴォワ地方(ジャケール)、フランス・ラングドック(ソーヴィニヨンブラン、ヴィオニエ)、フランス・ブルゴーニュ(シャルドネ)ですぴかぴか(新しい)

一日目のてっちり

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日本のワイン2種類を前者と海外のワインを後者に分けると、てっちりの要素(シンプルな昆布だしでポン酢と薬味)には日本のワインが見事なマリアージュを起こしていましたぴかぴか(新しい)

鍋で茹でると、思いのほかフグの身は淡白で上品な味わいで、それだけで存在感を表すフランスのワインはふぐの風味に勝っていました。

今回チョイスした、日本ワインの銘柄の違い、印象として、

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陽(大阪・仲村ワイン)、涼(グレイスワイン)のイメージのワインは、どちらもそれぞれの良さがフグの風味を引き立ててくれていました。

仲村ワインのさちこは、球体の柔らかいニュアンスで、グレイス甲州は凛としたきれいに伸びる酸がポン酢と合っていて、両社に共通していたのは、繊細さ。

ふぐの繊細さに最初から最後までずっと寄り添い、強い主張をするわけでもなくでも芯の強さですべてを包み込んでくれるような印象でした。

和食に日本ワインexclamation×2 強烈にそれを印象付けられる結果となりました。(わたくしの個人的な感想です。)

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〆の雑炊おいしかった〜レストラン

さて二日目、前日の印象から、フグをもう少し、

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焼いたり、揚げたり、ふぐの白子をグラタンにしたり、少しフランスワインとの相性を知りたくていろいろと用意していましたるんるん

前者の日本ワインは前日と変わらずそれぞれの要素と寄り添っていました。フランスのワインは、この日は様々な要素とマリアージュ。素材の焦げたニュアンス、ポン酢より濃厚となった焼肉のタレのスパイシーさ、生クリームやチーズのとても強い素材とまず反応し中盤からフグの風味をもう一度呼び起こしてくれるマリアージュ。

いろいろなボールに対して力で振りぬき一気にホームランになるような印象でしたぴかぴか(新しい)

サヴォワとグラタンのクリーミーなチーズと白子、上品な樽香と果実の旨味がじわじわと口に広がるブルゴーニュとこれまたグラタン&から揚げの香ばしさ(から揚げは片栗粉100%でしょうゆ、ニンニク、ショウガの風味を足して揚げました。)

ふぐがここまで香ばしさを伴ってきたので赤ワインも試してみたいと思い、

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山梨・グレイス茅ヶ岳(マスカットベリーA、カベルネ主体)や、

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コルシカ島のチャーミングなピノノワールと合してみたところ、

どちらも料理法からくる力強さとフグの風味を引き出してくれ、また複雑なマリアージュを楽しむことが出来ましたるんるん

料理とワインのマリアージュの楽しい出会いの旅は発見と感動の連続だなあと気づかされるものとなりましたわーい(嬉しい顔)

”福来たる”、ふぐパワーで今日から一週間頑張りますグッド(上向き矢印)

よろしくお願いし〜すレストラン

posted by プチット リュ at 09:56| Comment(0) | TrackBack(0) | ワイン