おはようございます

先週の土&日に開催した食事会の模様を今朝は詳しく

会は、倉敷の美観地区近くにあるワインショップ
”ヴァン・ルパン倉敷”の店長石原シニアソムリエを迎えてのスペシャルバージョンでした

1回目のフリーテーマからブルゴーニュ、南仏をテーマに、毎年
1月の恒例行事となりつつあるコラボ企画は今回で4回目。昨年石原さんがドイツ旅行をされたということを聞きテーマは”
ドイツワイン”とさせて頂きました
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フランス料理店がドイツ料理

ということでプチット リュが拠り所にしたのは7年前のドイツ旅行

ドイツの知人宅でご馳走になったり、レストランで食べ歩いた思い出、そして今回の食事会のメインワインで登場した、今は亡きバーデンの偉大なワインの造り手”ベルンハルト・フーバー”さんとのかけがえのない時間から、今回の食事会を振り返ってみます

食事会のワインは泡から始まり甘口食後酒まで8種類、ワインは、

こんな感じでした
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そのうちの一本、黄色のラベルが印象的な”シュタインマン” ドイツ旅行をした時ドイツの友人が一押しだったワインで当時は日本未入荷でした

フランクフルト郊外の森に囲まれたお宅で、

手料理を振舞って頂いた

知り合いのヘルマンさん


フランケンのシルヴァーナーとアスパラガスのマリアージュや、甘口ワインと、

カシスのジェラートなどワインと素材のマリアージュを体験させてくれました

フランクフルトからバーデンまでロマンチック街道を経由しての旅行の途中のレストランで食べた、

アスパラガスのボイルや、

ザワークラウトとソーセージ、そして

シュニッツェルなどを今回の食事会のメニューの柱となりました

当店でもオープン当初からリストアップしていたフーバーさんのワイン。石原さんにアポは取ってもらっていましたが、「訪ねても会えないかもしれないよ!」と聞いていましたが、訪れたフーバー醸造所では幸運なことにフーバーさんにお会いでき、
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フーバーさん自ら醸造施設、カーヴ、そして、
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乾杯をして
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特級畑を中心にテイスティングさせて頂いたフーバーさんがもうこの世にいないと思うと余計この時の時間のかけがえのなさを強く思います。特級畑の土壌の違い、僕がもっぱら質問していたのは、個々のワインとマリアージュにオススメの食材などの答えは今となっては貴重な宝物です

色々なことに思いを馳せ迎えたプチット リュでの食事会、



食事とワインリストの詳細は後で詳しく書いていますが、10年熟成の古酒の豊かな味わいの乾杯で始まり、フランケンのシルヴァーナーとアスパラガス、島野菜のピクルスにすーっとキレイに伸びる酸が印象的なリースリング、ソーセージと黒ぶどうを使った白ワイン、甲殻類とロゼ、そしてシュニッツエルとフーバーさんの赤ワイン。我々も時間を見つけてはそれぞれのマリアージュを体験しましたが、特にフーバーさんのワインを口にした時には自分で作ってていうのもなんですが、いろんな想いが駆け巡り個人的には涙が出そうになるほど感動しました

ヴィンテージは、フーバーさんが携わった遺作のヴィンテージに近い2012年、食事とタイミングを合わせるべく1時間半前に抜栓し温度も飲み頃に調整して頂いた

石原シニアソムリエ

偉大なワインの余韻に浸りながら、フーバーさんの娘さんが嫁いだ醸造所の食後酒でフィナーレを迎える展開には惚れ惚れしました


距離を超えて、時を超えて、そして魂を感じて・・・・・・
ドイツワインの奥深さをお客様と共有できた時間、沖縄食材でお料理が構成できたことがとても嬉しく思いました

思いもよらない大寒波を乗り越えて岡山&東京からお越し頂いた皆様、そして沖縄でも寒く感じる中お越し頂いた沖縄の皆様、ご参加ありがとうございました
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新年早々の大イベントも終わり、またじっくりと沖縄食材とワインのマリアージュを追求する一年にしていきます
ワインリスト【プファルツ】
2006 フォン・ブール リースリングゼクトbA トロッケン ライヒスラート・フォン・ブール
【フランケン】
2013 ゾンマーハウザー・エルシュピール シルヴァーナQ.b.A トロッケン クリストフ・シュタインマン
【モーゼル】
2014 ザールシュタイン リースリングQ.b.A トロッケン シュロス・ザールシュタイン
【ナーエ】
2014 ディープ・ブルー クラブ・エディション シュペートブルクンダー Q.b.A トロッケン テッシュ
【アール】
2015 マイヤー・ネーケル シュペートブルクンダー ロゼQ.b.A トロッケン マイヤー・ネーケル
【バーデン】
2012 フーバー シュペートブルクンダー Q.b.A トロッケン ベルンハルト・フーバー
【ラインガウ】
2004 ヨハニスホフリースリング Q.b.A ヨハニスホフ
【ラインヘッセン】
2015 アウフタクト ムスカリスアウスレーゼ アプトホフ
沖縄食材のドイツ料理のメニュー
1.アスパラガスのボイル 糸満は前田鶏舎の初卵を使用したオランデーズ・ソース
2.島野菜のピクルス
3.やんばる島豚のソーセージ ドイツ産ザワークラウトと
4.県産車海老と野菜の煮込みライプツィヒ風
5.やんばる島豚のシュッ二ッツェル フランス産粒マスタードを添えて
6.(デザート)青森産りんごのアップルパイ
フランス産ミックスベリーの本部のアセロラを使ったゼリー寄せ