おはようございます

夜に雨が降り、上がり、爽やかな朝です

今日は、先日NHKで紹介した”
紅芋ディップ”をご紹介したいと思います

紅芋は沖縄では今が旬で、その火の通し方にポイントがあったり、ディップの部分は、リヨンの郷土料理”
セルヴェル・ド・カニュ”を身近にある食材&沖縄食材で代用して作り本場の味を再現しました
![deco49f29424807975B15D-1ba16-thumbnail2[1].gif](http://petiteruenaha.sakura.ne.jp/sblo_files/petiterue/image/deco49f29424807975B15D-1ba16-thumbnail25B15D-92347-thumbnail2.gif)
ところで”セルヴェル・ド・カニュ”、直訳すると”絹織物職人の脳”、リヨン地方の職人さんが好んで食べていて、そのおいしさで頭がいっぱいになっているということでその名が付いたそうです

![DSCN8319-thumbnail2[1].jpg](http://petiteruenaha.sakura.ne.jp/sblo_files/petiterue/image/DSCN8319-thumbnail25B15D-thumbnail2.jpg)
こちらが以前本場リヨンの
ブション(リヨン地方で独特のビストロの呼び名)で食した”セルヴェル・ド・カニュ”、ハーブは少なめですが今回ご紹介する味とほぼ一緒です

この時は分厚いバゲットが添えられていましたが薄切りパンもおすすめです

紅芋の甘さを
お料理でもうまく活かしたいと思い、今回は酸味のあるこの”セルヴェル・ド・カニュ”との組み合わせを考えました

それではレシピです

(材料) 2名分
紅芋 2本
無糖のプレーンヨーグルト (水切り後) 80g(フロマージュブランの代用)
生クリーム 20g
島ニンニク 少々
島らっきょう 一粒(エシャロットの代用)
パセリ 少々
小ネギ 少々(シブレットの代用)
オリーブオイル 10ml
塩、胡椒 少々
(作り方)
まずは紅芋の茹で方から

紅芋は皮剥き器で皮を剥きます。両端を少し落とし、1cmの輪切りにします。

フタ付きのフライパンを用意し、浅く水を張り、クッキングシート(クッキングペーパーとまた違います!)を全体に敷き、蓋をして、最初は中火、すぐにブクブク沸騰してきますので弱火にして10分。爪楊枝などで火の通り具合を確認して完成。食べやすくするため火を通しすぎないのがポイントです

続いて”セルヴェル・ド・カニュ”、フランスでは、主に
フロマージュ・ブランというフレッシュチーズで作るのですが、日本のスーパーではなかなか見かけないので、水切りヨーグルトで代用して作ります。(味わいも成分もほとんど近いものになります。)
水切りヨーグルト、ザルにクッキングペーパーで今回と同じようにしても良いのですが、冷蔵庫で場所をとるので、
コーヒードリッパーを使いました。百均でプラスチック製のものが売られているのでドリップペーパーと一緒にご用意して下さい

そしてヨーグルトを150gぐらい、(
味のバランス上、無糖のプレーンタイプがおすすめです!)

セットして上をサランラップで覆いこのまま冷蔵庫で3時間。ちょっともちもちしたチーズのようなヨーグルトが出来ます。これに先ほどの食材を入れ混ぜて完成です。(水切りした時に出る液体
ホエーは、栄養たっぷりなのでお味噌汁を作るときに使うと良いかと思います。ちょっと酸っぱい栄養満点の味噌汁が出来ます。)
材料は全てみじん切りにし、小ネギは小口切りに。ボールに入れ、生クリームやオリーブオイルと一緒に水切りヨーグルトを混ぜて最後に、塩・コショウで味付けし完成です

彩りでベビーリーフを飾ると、

より、良い感じになります

ヨーグルトを仕掛けておけば簡単にできますので沖縄風”ゼルヴェル・ド・カニュ”と紅芋、この週末にもぜひお試し下さい

(一緒に白ワインもおすすめです!!)
posted by プチット リュ at 08:13|
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