
blogではご無沙汰しております

最近は異常な暑さですが忙しい日々を過ごせていました。ありがとうございます
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これだけ天気が良いので、空を見上げると今日は、

雲がとてもきれいでした


昨日はいつもお世話になっている、読谷北窯の松田米司さんの工房へ暑中見舞いのご挨拶へ

ちょうどこの日は、
按瓶(あんびん)の製作中でした

タイミング良く、一段落される時だったので、米司親方直々に”あんびん”の説明を聞くことが出来たのでまとめておきます

あんびん、沖縄独特の焼き物”やちむん”で土瓶型の急須の形をしています。元来は、今のものよりまだ大きめで井戸から水を汲み、台所まで運ぶものとして使用されていたそうです。その水をお料理で使う釜などに注ぎ込んだそうです。
持ち手部分がこれまた独特で、本体と同じ陶器で作られているのが最大の特徴でしょうか。沖縄には深い森林がなく本土のように、蔓が取れない為、持ち手も土で作り土瓶につける形となったそうです。
ちなみに持ち手部分もロクロを回して作っていて、フラフープのように作り途中で切りこの形にして1日位乾燥させて本体に結合させるそうです。口の部分も同様だそうです。
さらには写真のような形で、蓋を付けたまま窯に入れて焼き上げるそうです。かみ合わせが自然になるそうです。もちろん本体と蓋がくっつかないような素材を塗っているそうです。
蓋の大きさは、図りますが、勘、長年の経験で仕上げるそうです。それ故、”あんびん”は若い頃には全然触らせてもらえない代物で、若気のいたりでまねて作っていると米司さんの師匠(大嶺 實清さん)から”まだ早い
っ”と言われるくらいだったそうです。
こちらは米司の工房で現役の”あんびん”。今では昔と違い、茶こし部分が内部に取り付けられ、大きさも小ぶりとなり、使いやすくなっています。
興味深い話をいっぱい聞けたので、段々と”あんびん”が欲しくなり、
読谷の共同売店で早速購入しました

惚れ惚れする佇まいです

やちむんの世界はまだまだ奥が深くて、楽しいです

さて今日は買い出しを済ませ珍しいものでは、
沖縄県産の”ライム”なんかも手に入りました

まん丸でかわいいですね


食材では、お客様に教えてもらった、

やんばるの伝統野菜”赤カラシナ”も、

新メニューで加わっています


実家からは、’この夏を頑張れ!’と言わんばかりの牛肉も届きました
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明日からまたよろしくお願いします!!