おはようございます

昨日は新年度初めての出演で、”ちゅらTV”に新しく加わった大野さんとの生放送も無事終了しました

今年度からは当日の夕方に再放送されていたものが、
翌日の水曜日に再放送されることになりましたので見逃された方、
本日再放送です

今回、注目した食材は春ならではの海藻”
アーサ”を使ってリゾットに仕上げました

お米料理はフランス料理でも使われ、リゾットにして前菜やお魚、お肉料理の付け合わせとして登場します。(さらにお米はフランスではトマトに詰めてファルシ・詰め物料理にしたり冷製にしてお米のサラダなど用途は様々です)
イタリアのリゾットとフランスのリゾットの違いは、イタリアはトマトやオリーブオイルベースのものが多く、片やフランス料理では乳製品、バター、生クリーム、チーズを入れたものが多いです
![deco49f2942480797[1].gif](http://petiteruenaha.sakura.ne.jp/sblo_files/petiterue/image/deco49f29424807975B15D-98e53-thumbnail2.gif)
では材料と作り方です
Vol.79 ”アーサのリゾット”(材料) 2名分
米 1合 (今回は石垣島産のひとめぼれを使用しました)
アーサー 20g
玉ねぎ 50g
しめじ 50g
粉チーズ 10gとトッピング用少々
スプラウト 適量
水 200ml
牛乳 300ml
サラダ油 少々
塩、こしょう 適量
(作り方)
玉ねぎとしめじはみじん切りにしておく。アーサーを水洗いし水気を絞っておいておく。(3回ほどざるを使って洗い、砂やサンゴを落としておく。)
小鍋を用意して水と牛乳を一緒にして温めておく。
小さなフライパンを用意して、サラダ油を入れ熱し、玉ねぎとしめじを入れて炒める(1分半ほど)。
続けてお米を入れる。お米は洗わないところがポイントです。リゾット特有の滑らかな成分のでんぷん質が過度に流れ出てしまうため。
お米を入れて数十秒の間サラダ油を少し足して再び炒めます。お米を油でコーティングすることによって煮込んでも粒が壊れにくくなります。
その後、温めておいた小鍋の水と牛乳の液体を一気にフライパンに流し入れます。(温めておくことによってお米の加熱時間にムラがなくなり過度にお米の表面が加熱されることなく、中心が程よいアルデンテとなります。)表面がグツグツとするくらいの火加減、中火と弱火の間くらいの火加減で蓋をせず、15分加熱します。
最初の10分かは全く触らず、残り5分の間に2、3回フライパンの底から混ぜる。
牛乳を煮詰めるような感じで凝縮感を出し、生クリームを使わずにご家庭でも作りやすいレシピにアレンジしました。
煮終わったら、アーサー、粉チーズ10gを入れ混ぜ合わせ、塩、こしょうで味を整える。器にリゾットを盛り付けて、スプラウトを飾り、トッピング用の粉チーズをふりかけて完成です。

リゾット作りでなめあらかなアルデンテに仕上げるポイントは3つで作り方でも説明しましたが、
1 お米を洗わない
2 お米を炒める時にサラダ油でお米をコーティングする(水分の浸透を抑えて良い感じのアルデンテにする為)
3 水と牛乳の液体を加える時はしっかりと加熱しておく(出来上がり時間のムラをなくします)
固形ブイヨンを使っても便利ですが、いかんせん生のアーサは繊細な味なので今回はキノコと玉ねぎで即席ブイヨンとしました。
乾燥のアーサで作る場合は、
乾燥アーサを3gを水に戻して作ってみて下さい

フランスではボイルしたアスパラガスをトッピングするのが定番ですが、アーサが入っていますので、ソテーしたホタテやイカ、サーモンなどを加えてもおいしいかと思います
![deco49f2942480797[1].gif](http://petiteruenaha.sakura.ne.jp/sblo_files/petiterue/image/deco49f29424807975B15D-98e53-thumbnail2.gif)
今日の再放送をご覧になってぜひ作ってみて下さい⇒
https://www.nhk.jp/p/ts/GQG566LYNJ/episode/te/1M854Y3211/そう、今年度から”おきなわHOTeye”のメインMCに”
きょうの料理”で司会をされていた原さんが加わっています

さて個人的なフランスのお米事情、フランスでの修業時代、お米好きな私はどうしても炊いたご飯が食べたかったので、

フランスの電圧でも炊ける炊飯ジャーを日本から持参しました

休みの日にせっせと炊いて食べていたのが、

イタリア産のジャポニカ米を使って、

マルシェで魚を買ってきては、いわしの蒲焼や、

鯵のフライ、

オレンジ色した瑞々しい味のカボチャも入った天丼に、
ブルターニュの殻付きホタテから身を取り出しで作ったカレーなどを楽しんでいました

番外編で写真が一緒に出てきましたので、以前
ドーブ風で紹介した薄切り肉が無いのでアントルコートを包丁で薄切りにして作ったしゃぶしゃぶ鍋の写真はこちら


日本食料品店に行っては食材を集めて日本の味を楽しんでいたのが思い出されます
![deco49f2942480797[1].gif](http://petiteruenaha.sakura.ne.jp/sblo_files/petiterue/image/deco49f29424807975B15D-98e53-thumbnail2.gif)
随分と話がそれましたが、リゾットの作り方は
今日の夕方18時10分からの”おきなわHOTeye”で再放送されますので是非ご覧下さい