
そちらのお客様が岡山から沖縄まで来て下さっての開催となりました


お料理は、ブルゴーニュをテーマに考えてみました

アミューズブッシュ グジェール
冷前菜 県産ハーブ豚のハムで作ったジャンボンペルシェ ソースレムラード
温前菜 赤イカのソテー ブルゴーニュバターで
お魚 シチューマチのソテー ブールブランソース 島人参のキャラメリゼを添えて
お肉 伊江島牛ホホ肉のブッフ・ブルギニョン
チーズ エポワス
デセール フランス産カシスのムース
伊江島小麦粉とやんばるはちみつのパン・デピス
ヌガー・グラッセ
で、撮れた写真は、
これだけであとはパタパタで撮れませんでした

こちらは、仕込みの時の、
パセリとにんにくを練りこんだエスカルゴバター
グジェールの、
焼く前と、
焼いた後。グジェールはブルゴーニュ地方の郷土料理で、レストランのアミューズブッシュとして出てきたりワイナリー巡りの試飲の時によく出てくるおつまみです。
会は、
先生の講義から始まり、
ソムリエールの奥様、ソムリエール見習い中の娘さんの力も借り進んで行きました。
ワインは先生チョイスの渾身の、
ワインばかり

クレマン ド ブルゴーニュ ドゥデ ノーダン
ブルゴーニュ アリゴテ アンリ ペロミノ 2008
コート・ド・ニュイ ヴィラージュ デディエ・フォルネロール 2010
ニュイ サン ジョルジュ ブラン マシャール グラモン 2010
メルキュレイ ルージュ フランソワ ラキエ 2005
ジュヴレ・シャンベルタン プルミエクリュ ミシェル ギヨン 2005
エルカビオ ドルチェ ナチュラル
コート デュ ローヌ レゼルヴァ ドメーヌ ペラン 2010
でした
![deco4b8108b14ee17[1].gif](http://petiteruenaha.sakura.ne.jp/sblo_files/petiterue/image/deco4b8108b14ee175B15D-d31ff-thumbnail2.gif)
コクのある、クレマンに始まり、先生のお店で熟成した7年物のアリゴテはジャンボン・ペルシエのハムやパセリと見事な調和を。コート・ド ニュイのシャルドネはイカのバターの風味と、そして今回僕も初めて飲んだ、ニュイサンジョルジュの白。ニュイサンジョルジュ村は98%が赤ワインで白ワインは2%という生産量なのでとってもレアな白ワインです。その少なさには関係なくとてもリッチな味わいで、お魚料理のシチューマチのこんがり焼けた風味とフレンチのクラシカルなバターをベースとした、ブールブランソースとそれはそれは秀逸なマリアージュを起こしてくれました。自分でいうのもあれなんですが、本当に美味しかったのでこの表現でお許し下さい。
赤ワインに移行し10年熟成したメルキュレイの赤に今回のスペシャルワイン、ジュヴレシャンベルタンの1級に繋がるリレーは超豪華でした。我々もお出ししながら裏でマリアージュを楽しんだのですが、ブッフ・ブルギニョンを初めてちゃんと一人前食べ、ジュヴレとの複雑な調和を体験した時には、感動の一言でした。
皆様との楽しい集合写真。(私的には、ワインとの調和に全神経を注ぎ、料理を出し切り完全燃焼した顔です。)
会を終え、感動したのと同時に、最近は、おいしいワインとおいしい食事がバラバラになっていたなあと反省もしました。もう一回初心に戻りワインとお料理のマリアージュのあくなき追求に精進しようと強く思いました。
先日の一年目からのお客様がこぞってご来店頂いたり、ワインの師匠が沖縄まで来て下さりマリージュの世界を繰り広げて下さったのも、今一度初心に戻るきっかけとなりました。
2015年、年明け1週目、さいさきの良いスタートが切れました

今週末にはワインを仕入れて、このうち何種類になるかわかりませんがグラスワインでもご提供する予定です。当店のお料理と厳選ワインのスペシャルマリアージュをぜひお楽しみくださいませ
