お店移転します!!
現店舗は9月23日(日)までで新店舗は10月11日(木)オープンを目指しています

*今日は海の日・祝日ですが通常通り定休日となっています

おはようございます

やりましたねフランス

フランスは今は真夜中ですがまだまだ勝利の宴が続いているんでしょうね
![deco49f29424807975B15D-1ba16-thumbnail2[1].gif](http://petiteruenaha.sakura.ne.jp/sblo_files/petiterue/image/deco49f29424807975B15D-1ba16-thumbnail25B15D-09dcb-thumbnail2.gif)
世界一ですからすごいですね

(写真は、”PAUL”のパン屋で並んでいたかわいいパン

さて旅行記はシャンパーニュ編、今日もたっぷりとフランスの雰囲気を味わって下さい

ブルゴーニュの見事な朝日を見て、ホテル”エルミタージュ・コルトン”でおいしい朝食を再び食べて、出発

ボーヌ駅からディジョン駅まで戻り、鉄道ストライキがこのあと予定されていたので、ディジョンから最終目的地パリまではレンタカーの旅となりました

駅前のレンタカー会社で手続きをして、
ピカピカのオペルに乗りいざ出発です

(早速駐車場の出口が分からず駐車場内を2周したんですけれどね

ナビも大活躍でした

向かう先はシャンパーニュ地方のエペルネーですが、少し寄り道をして”シャブリ”へ

シャブリは電車で近づけないのでなかなか行けなかった産地のひとつ。シャブリのミネラル感を醸し出す石灰質土壌(キリメンジャン)のブドウ畑だけでも見てみたいなあ〜ということで進路をそちらへ

道中のサービスエリアのフードコートのケーキ。バリバリのフランス菓子ですね〜

しばらく走り続け見えてきました、
シャブリ地方の畑

石灰土壌(キリメンジャン)を確認すべく車を停めて、見てみると

ほんまや


前日のブルゴーニュの畑の土の色と、
見比べてみて下さい。違いますよね〜 ちなみにぶどう・シャルドネはブルゴーニュより実は、
小さめでした

せっかくなのでシャブリ市内へ寄りランチを

小川が流れるゆったりとした町並みでした

当店でもお馴染みのジャン・マルク・ブロカールのショップ。石灰質をPRすべくアンモナイトの化石が

シャブリの帝王、ウィリアム・フェーブルの館はものすごく立派で隣にレストランが、
併設されていました。店内は年配の方で満席で予約なしでは入れませんでしたが、シャブリを囲んで団欒の風景はとても素敵でした

しばらく歩いてふらっと立ち寄ったビストロ、
シャブリのプルミエがなんと5ユーロ。さすがシャブリのお膝元ですね〜

このあともロングドライブがあるので、相方だけ、
楽しんでもらいました

食事もお魚料理と僕は・・・

こちらがシャブリを使ったシンプルなお料理だったのですが、個人的にはインパクト大で早速お店のメニューに取り入れましたので、秘密とさせて頂きます

レンタカーがあって行けたシャブリ地方、雰囲気を感じることができて良かったです

そして一路、シャンパーニュ地方へ向かうべく北へ。シャブリはフランスでも冷涼な産地になりますが、シャンパーニュはさらに北。ぶどう栽培の北限に近い位置なので、発酵が終了する前に気温が下がり、微発泡がワインに残りあのきめ細やかな泡立ちのスパークリングワインができたとされます
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シャンパーニュには、ランスとエペルネーの主たる2つの街がありますが、今回は相方の修行先だったエペルネーのホテル”Les Berceaux”に連泊です

どちらの街にも、街の周辺にも名だたるシャンパンメーカーがひしめいていますが、日本だとエペルネーといえば、
”ドン・ペリニヨン”のモエ・エ・シャンドン”社でしょうか。
エペルネーで有名なショコラティエ、フランスのショコラティエ100人に選ばれた”ヴァンサン・ダレ”さんのお店もオススメです

ホテルに着くとオーナー夫妻とも再会出来ました

オーナーでありオーナーシェフの、パトリック・ミシュロンさん

奥様

相方がお世話になったのは12年前。
最後の日にはシャンパンクーラーにみんながメッセージを書いてプレゼントして下さいました

今でも大切に自宅に飾っています

この時のメンバーもほとんどみなさん働いておられて、
営業前にご挨拶

フォアグラのテリーヌも大量に仕込まれています

パトリックにシェフのムーリスさん。相方の名前を覚えてくれているのは嬉しい限りです

サービスの男性2人も当時一番仲良くしていて、僕はその頃ランスで修行していてたまに相方のホテルに遊びに来ていたのですが、バッチリ”KENICHI”と覚えてくれていました

ちなみにホテル”レ・ベルソー”は部屋は、コンパクトに、
寝て、泊まるという感じですが、レストランが素晴らしいです

ホテル内には、レストラン”レ・ベルソー(パトリック ミシュロン)とビストロの”ビストロ le 7”の2ヶ所あります

もちろん2夜連続のディナーをそれぞれにしました

初日は、デラックスなレストランバージョン

席に座るやいなや、オーナーから特別に、
ウエルカムグラスシャンパンが

シェフソムリエのデイビッドが注いでくれます

ボトルのシャンパンを選んでいると、日本でもなかなか飲めない一押しの銘柄を、サービスのヴァンサンさんが真剣に選んでくれました

”DOMAINE RICCIUTI” の”CUVÉE "BY JCR" MILLESIME 2011”

うっとりするほどエレガントなシャンパンです。柔らかな森林の香りに、バランスと角の取れた酸、コクのある優雅な味わい

お料理は、
ブルターニュ産オマールとサマートリュフ、
天然ヒラメにアーティチョーク、
乳飲み仔牛のヒレ肉のコトー・シャンプノワの赤ワインを使ったソースにノワールムティエのジャガイモのコロッケにジロール茸&アスパラ、なんとシャンパーニュな・贅沢な一皿なんでしょう

食後の、
チーズの盛り合わせに、
木苺炸裂のシトロンムース

ミシュランの星が光り輝く素晴らしいレストランです

食事をしてふらふらと上に上がって寝れるのはホテルレストランの醍醐味です。そして翌朝

住んでいた時に通っていたエペルネーの中心にある広場に面した、
惣菜屋さんで朝食をゲット。
野菜のミルフィーユ仕立てに、
エクルビス・ザリガニも、
量り売りしてくれます

朝食をガッツリ食べこの日は、シャンパーニュの造り手さん”ランスロ・ピエンネ”を訪問

ランスロ・ピエンヌの当主ジル・ピエンヌさんとはソムリエ協会主催のセミナーが今年の4月沖縄であり、
タイミングが良かったのでその後メールでやりとりをして訪問することが出来ました

2ヶ月ぶりの再開です

まずは畑を見学

シャンパーニュを作るぶどう品種のひとつピノ・ムニエの葉は”こすると白い部分が取れて見分けがつくんだよと!”と説明してくれているとこです

目の前にはシャンパーニュ地方でも極上のシャルドネの畑、”クラマン”の畑が、
優雅に広がっています

畑の角度、太陽の当たり方、土壌、その土壌も深さ、場所により古代からの地層も含めて複雑に織り成されるテロワールをシンプルに捉えて特にブラン・ブランはシャルドネ1種。それぞれの土地からもたらされる風味をドサージュ(糖の添加)を極力控えめにしてシャンパン造りに活かしているという言葉がとても心に響きました

そして試飲
相方と二人でマンツーマンのレクチャーが進みます
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特にシャルドネへの思いは人一倍強く感じました

”香りをより楽しむために最近はシャンパーニュも白ワインくらい口が広めが良いよ!”とも教えてくれました

早速エペルネーのワインショップを見てみると、
確かに口の広いシャンパーニュ用のグラスが多かったです

荷物を置きにホテルへ戻ると、ホテルのロビーでオーナーと楽しそうにお話されているご夫婦が。オーナーが我々を見るやいなやその後夫婦を紹介して下さいました。
聞くとエペルネーのシャンパーニュの造り手さん”ダミアン・ウーゴ”さんとなんと奥様は日本人の方でした

相方を除けば日本の方としゃべるのはフランスについて6日ぶり。短時間でしたが、わ〜ってしゃべった記憶があります。その後部屋に戻ると、これまたすぐにドアをノックする音が

ソムリエのデイビッドが、
ダミアン・ウーゴさんのハーフボトルを、”オーナーからの差し入れだよ!”とフルーツと一緒に運んできてくれました

”なんでこんなにしてくれるんやろ”と二人で話しながら、”我々も仕事ではもてなす側のほうだから、ベルソーの人達には直接的には返せないので、プチット リュでお客様に様々な形でもてなしていくことだと結論が出ました

再びの夜のベルソー、この夜はビストロバージョンですがそれに備えて、この旅初のフランス料理以外を

ファーストフードの中華料理店で、
を、
’おヒわい’と書かれたお箸で食べました

お腹の準備をして、ベルソー2食目です

選んだシャンパンはもちろん、
ダミアン・ウーゴさんのロゼ

日本での宣伝文句は”女性のために造ったロゼシャンパン”だそうです

シャルドネ95%、ピノがなんと5%で造られているそうで繊細なサーモンピンクながらもグリップがしっかりとした華やかなシャンパンでした

きゅうりのタルタルの山羊のチーズの風味と、そしてまさに、
サーモンのソテー シャンパーニュソースとはこの旅でナンバーワンのマリアージュを楽しむことが出来ました

通常のメニューとは別に、付け合せにこそっと、
お米も添えてくれました

ガッツリデザートまで楽しんでいると、オーナーの名を冠したマールを、
2夜連続でご馳走してくれました

シャンパーニュなご馳走を楽しんで部屋に戻ると、何の日か知りませんが、
遠くで上がる花火がとても綺麗でした

華やかでリッチなイメージのシャンパーニュ、
そこに人の情熱、そして優しさが加わった時に”最強のワイン”になることを強く感じるシャンパーニュの滞在でした

ベルソーのシェフソムリエ ディヴィッドに頼みホテルの在庫を購入した、
ハーフ&ロゼボトルはお持ち帰り価格で帰国後販売したところなんと1週間で完売しました

今は通常価格となりますが、今回ゆかりのあるシャンパーニュも定番リストに加わりました

記念日に、はたまた普段飲みに

![deco4f5e06a4c6a07[1].gif](http://petiteruenaha.sakura.ne.jp/sblo_files/petiterue/image/deco4f5e06a4c6a075B15D-6966f-thumbnail2.gif)
次回は、ブルターニュ編です
