そういうわけで、朝の旅行記の続きを。
夕食前にぶどう畑を散歩しているときに、「ハチミツ」という看板が家の軒先にあったので入ってみました。誰もいる気配がなかったのですが、ほどなく車でおじさんが帰ってきました。
「ハチミツを買えますか?」と尋ねると快く迎え入れてくれ、いろいろと説明してくれました。
まずは自宅周辺で花をいっぱい育てている様子を楽しそうに説明してくれ、
設置していた蜂の巣箱の説明も。巣箱にはミツバチがびっしり


お庭は、映画のワンシーンのような美しい風景で、おじさんのパラダイスなのだろう、と思いました。
さらに離れの作業小屋を案内してくれました。
中は、
ミツバチの博物館の様相です。蜂グッズがぶらさがり、新聞に取り上げられた古い記事も貼ってありました。
ハチミツを次から次と種類の違うものを試食させてくれ、蜜源の説明も楽しそう

フロマージュブランのバケツ一杯に入った、
プロポリスをたくさんもらいました。プロポリスそのもの、かなりの栄養があると思われます。「歯が黄色くなるから、気を付けてね〜」と言われていましたが、後日、噛んでみたらびっくり

ガムより相当激しい粘着力で、歯を磨いても磨いても、くっついたものがとれず、歯ブラシが黄色に!強烈だぁ

「自然の恵みにかなう薬は無いよ。」と力強く言っていたのが印象的です。
最後には「ワイン飲もうよ。」とすすめてくれた陽気なおじさん。
さりげなく出してくれたワインはピュリニー・モンラッシュのまろやかミネラル系の白ワイン。かっこいいなあ。おいしい〜

おじさんの本業はハチミツ作りとは全然違うのです。でも蜂が大好きで「これでは食べていけないけれど、ハチミツ作りは自分にとってパシオン(情熱)だから」と。これまた最高の笑顔で話をしてくださいました。
素敵な出会いに感謝です。再会できますように‥・
ブルゴーニュのぶどう畑の周辺の花が蜜源のハチミツは、チーズの盛り合わせ、若しくは、冬瓜漬けとブルーチーズのカナッペでお楽しみいただけます

香り高い、珍しいブルゴーニュ産のハチミツをお楽しみ下さい
