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近くの散歩が終わり、ハチミツおじさんのところで食前酒を頂いてホテルに戻ってきました。
一息ついてホテルでディナータイムです

アミューズブッシュはお酒が進みそうな、塩味がきいたタプナード(オリーヴを使ったペースト)。
ブルゴーニュではあと2日あるので、この日はブルゴーニュの白ワインをチョイス。
シャンパーニュ地方ではシャンパンばかり飲んでいたので、ボトルでスティルワインはこの旅では初めてです。選んだワインは、このホテルがネゴシアンとして扱っているワインの中から、
サヴィニ―・レ・ボーヌ プルミエクリュ ”レ・オー・ジャロン 2009”
サヴィニ―・レ・ボーヌ村は、コルトン村とボーヌに挟まれた少し地味な村。しかも赤ワインが90%で白ワインは珍しい存在になります。しかしながら、その味わいはお隣のコルトン・シャルルマ―ニュにも通ずる複雑さ柔らかさをもっていて、なかなか魅力的な白ワインの産地となっています

そんなワインをしみじみと味わいながら、お食事は進んでいきます

まずはグリーンピースとブルーチーズのスープ。組み合わせが面白いです。
前菜は、これぞブルゴーニュ。
ブルゴーニュ風エスカルゴの殻焼き。これが産地で食べたかったんです
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もう一品、ハムとパセリのゼリー寄せ。これもブルゴーニュの郷土料理の代表格です。普通は、
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こんな感じでたっぷりのパセリとハムをコンソメゼリー寄せにして、すべての素材が一体化しているのですが、このホテルのものは、すべての素材が、
それぞれ確立していました。口の中で一体化!味もおいしくアイデアが面白いなあと思った一皿です

ハムもパテのようでした。
先ほどの白ワインとは教科書通りの絶好調なマリアージュです

20時半頃でこの明るさです。向こうでは馬もおいしそうに何かを食べています。
さあメインディッシュです。
僕はうずら肉とモリーユ茸のファルシ。
相方は、ブルゴーニュのブランド牛、シャロレー牛。
シャロレー牛は日本の牛肉と違い、脂身が少なく筋肉質な赤身ですが、その肉質は柔らかく、お肉のうまみが凝縮しています。
普段は、魚好きな相方もフランスでは肉料理ばかり注文するくらい口に合うようです。
やっぱりブルゴーニュの赤ワインも飲みたくなります。
ブルゴーニュ地方のレストランの強み。グランクリュがなんとグラスで注文できます

”レ・ポーラン コルトン・グランクリュ 2009”
しあわせ〜

まだまだフランスはバカンス前。今の時期、地方のホテルは空いています。
こちらでも途中から我々の貸切に。このぜいたくな空間を独り占めで、恐縮です

ブルゴーニュのチーズの盛り合わせに、
イチゴを使ったデザートで大満足のディナー。
さすがに部屋に戻るころには暗くなっていますが、それもまたこのホテルの良いところ。お部屋は歩いて15歩。ほろ酔い気分でも、お腹いっぱいでも余裕の帰還です

お部屋の窓から見える景色は、一級畑”レ・ポーラン”。
何とも神秘的で、ぞくぞくっとします。
自分たちは安いほうのお部屋になっていたのですが、なんとこの部屋が二つもあり贅沢に広々使わせてもらいました。どちらの部屋からもこの景色。ずっと見ていても飽きませんでした。
6年ぶりにまたここに帰ってくることができて幸せです。
ブルゴーニュワインがお好きなかたは、このホテルでぶどう畑のテロワールを感じてみてはいかがでしょうか

http://www.lespaulands.com/