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自転車でコート・ド・ニュイを走破し、ホテル・コルトン・エルミタージュでディナータイム

シャンパーニュからブルゴーニュに移動し、昨夜は、
ブルゴーニュの白ワインを飲んだので、今回の旅では初のボトルの赤ワインを。
そして2年前の旅では、このホテルのオーナー、シャンボンさんにたいへんお世話になったのでこちらのレストランではワインを奮発するぞ!と決めていました

ワインを何にしようかロゼのクレマン・ド・ブルゴーニュを飲みながら、レストラン横のサロンでかなり長いこと思案中。
食事の前のアミューズブッシュはサロンでいただきました。きれいです。
こうやってワインリストやお食事のメニューを見ながらゆっくりと決めるのがフランス流
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日本人にはなじみがない習慣です。特にレストランでは同じ時間帯に入ったフランス人が僕らが前菜を食べ終わる頃ふとそちらに目をやると、メニューを見て、まだ食材の事をいろいろと話し合っていたりすることが多々ありました。
「即決系」の僕としては、真剣にかつ楽しんでその日の食事をゆっくりと選ぶその姿勢を、少しマネしてみたいなと思いました。
さてブルゴーニュの赤ワインを飲む気満々


自然派の極み、ロマネコンティ ’06が4350€

ムッシュ・シャンボンが「相談にのりましょうか。」と尋ねにきてくれました。
「今日、ロマネコンティとドメーヌ・アルローの2か所で、馬で畑を耕していたのを見たよ

で選んだワインは、こちらも馬で畑を耕す、
ドメーヌ・ド・ラ・ヴージュレイ 、ボンヌマール、2007
我々のテーブルを担当してくれた彼女はとても陽気で、食事も楽しいものとなりました

フランスのサービスの方々は、お店にもよりますが、格式が上がるほど、よく話しかけてくれるように思います。
いろいろなスタイルがあっていいけれど、自分たちはこうやってお店の人がほどよくコミュニケーションをとってくれることが楽しいし、「おいしさの要素」となっている気がして好きです。
ワインの色彩は見事なルビー色。華やかで、力強く、優雅さも備えた味わい。ビロードのようななめらかさにうっとり。どこまでも続く複雑な余韻に、相方は感動で言葉もなく。
今回の旅で堂々のナンバーワンのワインでした

お料理はシェフのシラー氏が作るモダンなお料理の数々。
ブルゴーニュの郷土料理、卵のムーレット(ポーチドエッグの赤ワイン煮)も、
深くて凝った味わいです。
ラングスティーヌのコンソメ仕立てに、メインディッシュは、
僕はうずらのバロンティーヌと、
相方は牛フィレ肉のステーキ。ボンヌマールとのマリアージュは、この上ない素晴らしいものでした
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幸せなひと時をありがとうございました

ワインのボトルの説明を読んでみると自然派でなんと1901年、樹齢111年の古木から獲れたぶどうのワイン。じーんと胸に響きます

おいしい余韻でデザートは、相方大絶賛の、
焼きたてスフレ。パリッとして中はフワッと。冷めると萎んでしまうので、このタイミングで出すのは難しいんだろうなぁ
僕はもう少しワインの余韻を、チーズ、エポワスと共に。
プチフールもしっかりと完食し、優雅なディナータイムは終了。
部屋から見えるプールは、神秘的なブルーです。夜のぶどう畑の静けさもたまりません。
次回の旅行記は、ブシャールペール・エ・フィスとドメーヌ・ミシェル・カイヨでの試飲の様子をお伝えしたいと思います
