ネオビストロとは、、「ミシュラン星付レストランの一流レストランで修業を積んだシェフが、厳選された食材を伝統でクラシックなフランス料理に、軽やかな現代風にアレンジした料理でスタイリッシュな内装のお店でカジュアルに提供するビストロ」だそうです。
閑静な住宅街が続く西のはずれ15区は、今注目の店が続々とオープンする、ネオビストロ激戦区です。
2007年の初夏、ホテル・ル・ブリストルの三ツ星レストランを独立した、若きシェフ、カリル・ロペスが開いたこの店は、開店と同時に、こぞってマスコミが取り上げ、批評家達に絶賛されたクオリティーの高いビストロです。サービスを務めるのは同ホテルに勤務していた ダミアンさん。仲良しだった二人が共同経営という形で営業している、
という情報をおさえて、
では行ってみましょう

メトロ8番線、コメルス駅で降りて、
教会が見えるのでそれに向けて歩き、マドモワゼル通りに入るとすぐに、
見つかりました

メニューは、その日のおいしいものを提供するというコンセプトのもと、黒板の手書きメニューです。(プチット リュと一緒だ

まずはクレマン・ド・ブルゴーニュで乾杯。アミューズブッシュは、(プチット リュでもおなじみの)フロマージュブランのセルヴェル・ド・カニュ。
前菜は、
相方のは、海老のクルスティヤン(かりかり揚げ)、
僕はホタテとアスパラのソテー。これらの前菜に合うおすすめのグラスワインを注文すると、
アルボワの白ワインを勧めてくれました。白ワインの熟成のニュアンスとどちらの魚介類にもある香ばしいニュアンスとピッタリ
![apani496729c53d956[1].gif](http://petiteruenaha.sakura.ne.jp/sblo_files/petiterue/image/apani496729c53d9565B15D-thumbnail2.gif)

メインディッシュは、
相方はこのお店のスペシャリテ、手長海老のラビオリ 縮緬キャベツのバター仕立てにバターのムースで。こちらは、シェフがブリストル時代に完成させた渾身の一皿だそうです

僕は、
小鴨のロースト アスパラソバージュを添えて。
ユーロ安もありますが、手長海老のお皿が22€、2200円、小鴨が25€、2500円。
一流ホテルの味わいを肩の力を抜いて楽しむことが出来ます。やっぱり今はヨーロッパ旅行お勧めです

合わせたワインは、
ロワールの減農薬の造り手、セルジュ・ラルーのナチュラル・ピノ。
お店の柔らかい雰囲気が伝わる一本です

こちらの造り手さんの白ワインは、プチット リュでも入荷できそうなので、また入荷しましたらご案内しますね

いつの間にかお店には大勢の人がいて、それぞれのテーブルにハッピーな時間が流れています。
デザートは、
ティラミスと、
相方はクレープの包焼きで、中身は、
リンゴを煮詰めたものです。このリンゴがおいしいのは、それもそのはず。このお店では自家製のジャムを、
店内所狭しと並べ販売もしています。
いろいろな刺激を受けた今回のビストロは、
Le Cristal de Sel ル・クリスタル・ド・セル
13 rue de Mademoiselle 75015 Paris
Tel : 01 42 50 35 29
営業時間 : 12:00〜14:30 / 19:00〜22:30
定休日 : 日・月
メトロ : Commerce 8番線
となっています。人気店なので事前の予約をお勧めします

部屋に戻るとエッフェル塔がきれいに輝いていました
