
特に締切もないのでゆっくりと歩を進めていきたいと思います

毎回張り切って初日から張り切ったスケジュールを組みあとで少し反省するのですが、前回はシャンパーニュのかつての修行先の二つ星レストランでランチとディナーで訪れシャンパンを3本飲み、こちらとは別に宿泊していたホテルのバスタブのお湯が漏れて、階下の部屋の天井に水が溜まりブヨブヨにさせた初日。(結局、加入していた海外保険も使うことなく解決しました。でもとっても心強かったので何かの時の為に

今回は到着後すぐに向かったブルゴーニュでテイスティングディナーコースに参加。
ほとんど眠らず挑んだ試飲は片目が少し充血する程度済んだので今回の旅の入りとしてはスムーズです

それではそのテイスティングディナーの様子を

ホテル”ラ メゾン ドリビエ ルフレーヴ (La Maison d'Olivier Leflaive)”はワインの造り手さんが営むホテルで、レストランに到着するとくつろいでいた当主のムッシュ・オリビエさんがお出迎えしてくれました。
しばらく一緒のテーブルでお話を聞き、「あなたたちのビストロ頑張ってね。そしていっぱい僕のワインも売ってね!!」と励ましの言葉も頂きました。
さあディナーの開始です。お皿までルフレーブ。お土産としても買えます。
ディナーですが地図まで用意されかなり本格的です。それもそのはずワインが出されるたびにソムリエの方の講義が少し入ります。フランス語か英語が選択できます。
一番種類の多かった10種類のコースは、
ブルゴーニュ シャルドネに、ピュリニー、シャサーニュ、ムルソーの村名(ヴィンテージ’10)と同じ三ヶ村の一級(ヴィンテージ’09)、そしてコルトンのグランクリュ(’10)に赤ワインが2種。ヴォルネイ(’10)とヴォルネイ(’09)のラインナップ

なんとも楽しいラインナップです

味わいの特徴は、ピュリニーのスーッと一本筋の入ったキレの良い酸とミネラル、シャサーニュのどこまでも柔らかい余韻、そしてムルソーの香ばしいほどの樽の香り、コルトンシャルルマーニュの分厚いリッチな味わい、ヴォルネイの瑞々しい赤と教科書通りの味わいを存分に味わうことが出来ました

そしてワインを引き立たせるお料理は、
ブルゴーニュの郷土料理のハムとパセリのゼリー寄せ。ビーツの赤ワイン煮添え
メインは、
鶏のホウレンソウのファルシ ソース ガストン ジェラール
クリーミーでマスタードの効いたソースとバッチリです

エポワスやブルゴーニュのシェーブルなど土地のチーズと赤ワイン

これが一番来て良かったなあと思ったマリアージュ、クレームブリュレとコルトンシャルルマーニュ

クレームブリュレのカラメルが焦げた感じとコルトンシャルルマーニュのリッチな樽香。コルトンは食後まで残しておいて焼き菓子などど合わせるとなかなかグッドだなあと実感しました

楽しいテイスティングを終え、
テーブルを担当してくれたソムリエのシャルルさんと一緒に。(隣でサービスの女性が冗談を言っていたので目線がそっちにいっています

彼の言っていたことで印象的だったのは、「ぶどうが育つ環境で、それらの違いを生み出すのは日当たりと土壌です。」と言っていた点です。土壌が粘土質、石灰質、砂礫質など事細かに説明していたのもうなずけます。
ちなみに、相方は、シャルルさんの説明が「ぼくは、ワイン大好き


上に部屋があるのがこれまた便利で良いです

先ほどまで子供が回転していた公園も、
静まり返っています

そして次の日の朝。何ともびっくりするほどの鳥の大群に気づいて目が覚めます。
この黒い染みが全部鳥です

この鳥の群れが通過すると、バタバタバタと鳥の羽ばたく音が聞こえるほどの大群です。ちょっと動画で見てみたくないですか? 動画は、こちら ↓
ダウンロードは🎥こちら
ひゃ〜

気になったので早速鳥の名前を聞いてみると、"étourneau" というらしく調べてみるとムクドリだそうです。
この時期は、ぶどう畑のブドウを食べにやってくるらしいです。それにしても数千羽に及ぶ鳥の大群、生まれて初めて見ましたが、ちょっと恐怖感を感じました。
つづく