2012年09月06日

フランス旅行総集編27−最終回ー

5月に行ってきたフランスapp4a66cc6203b025B15D-thumbnail2[1].gif

旅行記はようやく最終回となりました。お客様から、「フランス旅行楽しそうだったね!!」と、よく言って頂いていたのですが、今日で最終回。少し寂しくなりますがいってみましょうexclamation×2

(今日は、お互い印象に残る写真一枚を選んで旅の最も印象に残ったことも書いてみます。)

出発の朝です。パリ滞在中、部屋からいつもはっきりと見えていたエッフェル塔が、

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小雨の為、上の部分が見えませんでした。霞んで見えるエッフェル塔もなかなか幻想的で良い感じです。

荷物が大荷物になって、地下鉄やらの階段の昇り降りが大変そうなので、パリ市内から空港までタクシーで行くことに車(セダン)朝、家の前にタクシーを呼ぶのが大変でした〜ふらふら

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凱旋門を間近に見てdeco49960a305e416[1].gif

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あれよあれよと空港に飛行機

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モスクワ行きじゃないですよ。東京 羽田行きの便に乗ります。

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最後まで飲んでます、ワインるんるん

今回は、航空券が安くなる時期を狙って旅行時期を決めたので、往復deco4ced4748ed0b2[1].gif

機内で一人一人楽しめる画面で選んだ曲。

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5、6時間は繰り返し繰り返し聴きましたるんるん

東京について乗り換え一気に沖縄まで。

那覇空港について一番最初に食べたのは、

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天ぷらうどんとオリオン生ビール

実を言いますと、今回もいろんなハプニングがありましたがく〜(落胆した顔)
初日からのバスタブ水漏れ事件(ぼくがやりましたがく〜(落胆した顔))、ムルソー駅電車遅延・極寒事件、早朝リヨン駅で外で寝ていた方が包まれて運ばれていくのを目撃事件など、いろいろありましたが、無事にexclamation&question沖縄に到着わーい(嬉しい顔)

では旅を振り返って、写真を一枚選んでみましたぴかぴか(新しい)

僕は、

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こちらっexclamation×2 えっexclamation&question とてもきれいな写真もいっぱいあるのですがいろいろと考えさせられたリヨンのビストロで食べた、セルヴェル・ド・カニュと呼ばれる郷土料理。

今回のフランス旅行は、自分の中ではワインというより食をテーマにしていました。フランス料理のお店を5年やって今自分が作っている料理はどんな感じなのかなあと本場で確認がしたかったのです。

行くまでは、フランスの味をコピーして、どれだけフランスに近づけるかなあという考えで取り組んでいましたが、今回の旅で一番感じたことは、オリジナリティーを出すことだなあという事でした。

シャンパーニュ、ニュイ・サン・ジョルジュ、ムルソー、リヨン、パリのふらっと入ったビストロで繰り広げられていたのは、その土地の素材を使ってシェフのオリジナリティーあふれる料理の数々ぴかぴか(新しい)

フランスの食材は、とても魅力的で良いなあと思ったのですが、ふと自分に置き換えると、沖縄には魅力的な食材がいっぱいexclamation×2、そして プチット リュという舞台まで用意されているのに気づきましたexclamation×2

食道楽の大阪で生まれ育ってできた味覚、パリのビストロとシャンパーニュの星付きレストランで修業して得た経験、そして沖縄の食材をふんだんに使える環境。創作料理ではなく、ベースをしっかりと、でも、沖縄食材をアレンジして、新屋 健一が作る料理をこれからも極めていこうと思います。自分でハードル上げたぞー!!

熱く、長くなりましたが、そんなことを考えさせられたセルヴェル・ド・カニュ。当店でもお出ししていますが、フランスのフロマージュブランを使っているので、本場の味と一緒ですが、そこに糸満のフレッシュハーブを入れたりできるのは、自分の料理。

今回も収穫の多い旅行となりましたぴかぴか(新しい) ありがとう フランスapp4a66cc6203b025B15D-thumbnail2[1].gif

では相方の登場です!!

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今回もたくさんのいい出会いがありました。
なつかしい人たちとの再会や 偶然隣り合わせたかたに親切にしていただいたり、
「旅っていいなぁ。旅は出会いなんだなぁ。」と写真をみながら振りかえりました。

ということで、一枚を選ぶのが難しかったので景色の写真にしました。

ブルゴ―ニュの朝です。
朝食前にブラッと散歩するつもりが、気持ちがよかったのでコルトンの丘周辺を2時間近く歩いていました。
5月半ばでぶどうの葉っぱはまだ小さく、それらが朝日を浴びて美しかったです。

この土質や地形や日照がブルゴーニュのおいしいワインを作り出しているんだなぁ〜、と360度見渡す限りのぶどう畑をみて嬉しくなってニヤニヤしてしまいました。

ワインっていいなと再認識した景色でしたわーい(嬉しい顔)


またフランス目指して頑張る日が、続きそうです・・・・・・。deco4b476b5f0db1c5B15D-thumbnail2[1] (2).gif deco4d912c2084c43[1].gifdeco4d912c2084c43[1].gif
posted by プチット リュ at 10:13| Comment(0) | TrackBack(0) | フランス旅行 2012

2012年08月27日

フランス旅行総集編26−パリ最後のディナーー

おはようございます。台風は吹き返しの風が夜中中強く吹いていました台風 
少し窓を開け気味で久しぶりに自然風で眠れて体が楽ではありますが、まだ暴風の影響で午前中の飛行機の欠航が決まっています。
土曜日、(地元の)お客様が「沖縄に来ている観光客の人達が台風で、沖縄の事を嫌いにならないでほしいなぁ・・」と言われていました。
週末から沖縄に来られている観光のみなさん!無事に帰れることを祈っています!

プチット リュは今日は通常通り定休日です。思いがけず連休になりました。
相方、予告で出演者を見て映画”るろうに剣心”が見たい見たいと言っていますが(僕はジャンプの連載で読んでいた記憶があります)、今日は学校が休校になったので、映画館が多そうなのでまたの機会にしようかどうしようかと思っているところですカチンコ

今回の台風でパリ在住の奈良 ゆみさんからも沖縄を心配してくださるメールが届きましたmail to

抜粋ですが、

〜”Petite Rue , 公設市場の路地、沖縄の美しい自然にもどうか被害が出ませんように!

パリも今夜は、冷たい強い風が吹いて、突然秋が来てしまった。
朝にも木の葉が舞い散っていました。
最後の夏の光を浴びながら。屋根の草蔭に潜むカボチャたちも気の毒です。
”〜

結果として、最大瞬間風速70メートルが吹き荒れて沖縄が無茶苦茶にならなくて本当に良かったですdeco4c093a070567a[1].gif

奈良ゆみさんはこの秋東京などでコンサートが予定されていますので、お近くの方はソプラノの歌声に酔いしれてくださいね⇒http://www.yuminara.com/profile_j.html

さてさて、5月に行った旅行記へapp4a66cc6203b025B15D-thumbnail2[1].gif

旅もいよいよ終わり。次の日の早朝には出発なので、台所付きアパルトマンで最後のディナーは自分で作りました。

食材は午前中バスティーユのマルシェで買った、

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ホワイトアスパラガスや、ジロール茸やムスロン茸。

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メインディッシュはお魚のあんこう。

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部屋から見るエッフェルも見納めです。

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しっかり見とこう目

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ああ〜

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陽が落ちていって、

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空が紫だ〜

こんなモードで撮ってみると、

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おお〜 麗しの巴里〜 みたいな感じです。

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夜になっちゃいました。キラキラエッフェルを動画で、



そうこうしているうちにお料理も完成ぴかぴか(新しい)

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日本まで待ちきれず米が食べたくなり買ったパエリヤ。

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ギャートルズに出てくるビジュアルから削いでくれたハムは、ボイルした白アスパラガスとビオのマヨネーズで。

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あんこうはフランスの茸のジュのナージュ仕立てに。

合わせたワインはリヨンで買ってきた、

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ボジョレー・ルージュ・2009ぴかぴか(新しい)

ボジョレーでガメイで作られた赤ワインは、ヴィンテージにも恵まれ、濃度がしっかり。それでいて明るいチャーミングさを兼ね備えているので、お魚のメインディッシュのトーンとバッチリグッド(上向き矢印)

パエリヤ、ホワイトアスパラともバッチリるんるん

大・成・功手(チョキ) なマリアージュですグッド(上向き矢印)

荷造りも掃除もばっちり終えていたので、ゆっくりとエッフェル塔を見ながらワインを。

次の日には出発。帰ってきて4か月にも及びそうな旅行記はいよいよ次回で最終回たらーっ(汗)

旅で感じたことをおさらいして締めくくりたいと思います。おたのしみに〜
posted by プチット リュ at 08:45| Comment(0) | TrackBack(0) | フランス旅行 2012

2012年08月19日

フランス旅行総集編25−パリー

旅行から3か月、もうすぐ終了です、フランス旅行記。今日はパリの風景をボリュームたっぷりとapp4a66cc6203b025B15D-thumbnail2[1].gif

バスティーユのマルシェで晩御飯の材料を買い終わりランチへ。
以前このすぐそばに住んでいたので、昼・夜 そしてバータイムと足繁く通っていたバスティーユのカフェ・アンジュへ。

これが今回の旅行でお店で食べる最後の食事。相方は、

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今回の旅で開眼した、フランス版ステーキ。

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僕は、Souris d’agneau(羊・膝肉)のロースト。最終日になっても二人ともがっつりお肉料理です。

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生ビールと赤ワインはシラーをカラフェで。気軽に本物を、

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リーズナブルにぴかぴか(新しい)

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ただ、特にサラダが、(テラスで食事している方を窓越しに失礼しました)

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フランス人もびっくりexclamation&questionするくらいのボリュームですのでシェアーをお勧めしますわーい(嬉しい顔)

デザートは、場所を変えてバスティーユのおしゃれカフェの先駆け、ポーズ・カフェへ。

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パリジェンヌのそばでカフェタイムを楽しんでいまするんるん

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ガトーショコラと大好物のティラミスをボリュームたっぷり。思う存分食べます黒ハート

今回は行けませんでしたが、この界隈のおすすめビストロは、

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シェ・ポール。クラシックなビストロ料理が味わえますぴかぴか(新しい)

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お腹いっぱいになりバスティーユの革命広場のメトロに乗り一旦アパルトマンへ。

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冷蔵庫に食材を入れ、パリ最終日。陽が傾いてきました。キャーッ フランスでの滞在時間が無くなってきましたがく〜(落胆した顔)

最後パリをめいいっぱい歩くぞexclamation×2ということで再び外出apani4e158dbce3ae4[1].gif

せっかくなので、

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セーヌ河沿いを中心地へ向けて。

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橋の上から見ると、水上バスに飛び乗れそうな距離です。

どこからか種が飛んできたのか、

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カモミールが自生していました。

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日本でもテレビのCMでおなじみのアレクサンドル橋を過ぎます。

川沿いには、相方憧れの水上生活の船がいっぱい。この船で暮らすのが夢だそうです。

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この船は屋根に芝生を敷き詰めてかなりエコな感じです。

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コンコルド広場までやってきました。

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コンコルド広場から上り坂になっているシャンゼリゼ大通りの向こうには凱旋門が見えます。
いい写真が撮れましたカメラ

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広場の脇では、ランボルギーニやフェラーリのオープンカーが20分、89€で貸してくれるみたいです。

これでこの界隈を走れば、セレブ気分が味わえるのかな。

コンコルド広場からチュルリー公園へ入っていきます。

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5月は花が咲き乱れ、

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観光には良いシーズンです。

日光浴がパリの人々の憩いの時間。

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公園のチェアーには空きがないほど人がいっぱい。本を読んだりおしゃべりしたりそれぞれの時間をまったりと過ごしています。

公園の逆サイドは、

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ルーヴル美術館の入り口となっています。今回は館内には入らず歩を進めます。

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じゃーーん。ノートルダム大聖堂に到着。

大聖堂の前ですごいマダムを発見。鳥に餌をあげて、なんとスズメを、

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手乗りにまでしています。すごいー。

大聖堂の裏側にバラがたくさんきれいに咲いていたので、

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パシャ。

そこからシテ島に向かう途中のセーヌ河に架かる橋。

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鍵がびっしり。パリでも芸術橋が有名ですが、カップルがカギに名前を書き、鍵を橋に施錠し永遠の愛を誓うのだそうです。

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それにしてもびっしり。鍵は持参する人もいれば、橋の上でカギを売っている人もいます。
見ている間にも、愛をささやきながら5分くらいかけて鍵をつけるカップルがいました。鍵をかけたら橋の上から鍵を河に投げていました。もう二度と鍵を開けずに、二人の愛が解けないってことですかね。
このペースでいくと川底には無数の鍵が沈んでいることでしょう。

ちょっと橋の向こうでは聞きなれたクラッシック音楽を弾く、お兄さんが。

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絵になるなあ。

シテ島でジェラートを食べる予定でしたが、クレープ屋さんが先に目に入ったのでそちらへ。

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あまりのボリュームに笑いが出てきました。どんだけ〜あせあせ(飛び散る汗)
二人でちょうど良い量です。

随分と歩きパリ散歩も終わり。

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エッフェル塔近くのアパルトマンまで戻ってきました。パリの空気をいっぱい吸って、家で夕食タイム。

旅行記は、夕食の様子と、フランス出発と、あと2回です。   つづく
posted by プチット リュ at 08:56| Comment(1) | TrackBack(0) | フランス旅行 2012

2012年08月11日

フランス旅行総集編24−あと3回ですー

長ーい間に渡って、書いてきたフランス旅行記も残すところあと3回となりました。
今回もフランスの雰囲気をお楽しみくださいapp4a66cc6203b025B15D-thumbnail2[1].gif

パリ2日目は、ショッピングデー。お土産と、相方希望の蚤の市へ。場所はパリ14区のヴァンヌの蚤の市

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メトロ”ポルト ドゥ ヴァンヌ駅”から歩いてすぐ。

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数キロに渡って両サイドに、様々なジャンルのアンティークが売られています。

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掘り出し物のお宝探し開始です目ネジや土管や壊れた携帯‥ 何に使うのだろう?

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日本へ車で帰れたら買いたいものがいっぱいです車(セダン)


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きれいに並べられたキーホルダーの数々。いろいろ買いました。

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おみやげのエッフェルと、僕はタスト ドゥ ヴァン(ワインを試飲する容器)、相方はピー(カササギ)。

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このピーは、ブルゴーニュのホテルの周りにたくさん飛んでいました。見た目はタキシードを着た感じでかわいいのに、早朝から「ギャーッギャーッ」と枯れたひどい声で鳴いていたのが印象的でした。

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シャンボンさんの奥さんに鳥の名前を聞いたら「ピー」よ。と教えてくれました。

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ワイングッズ発見ぴかぴか(新しい)

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お店で使える銀メッキのワインボトルの受け皿をゲットるんるん

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相方は古いデコラティヴな鏡を購入。

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売ってくれた、おにいさんと一緒にカメラ

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オランジーナのアンティークグラス発見るんるん

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フランス生まれ、炭酸オレンジジュース”オランジーナ”を当店でご注文の方は、’72年と’79年のかわいいアンティークグラスで楽しめます。



オルガンの音色がパリの街に似合います(音が出ますのでご注意を!!)

ヴァンヌの蚤の市、土曜日と日曜日の午前中となっています。パリ旅行、面白いおみやげが見つかるおすすめの蚤の市ですぴかぴか(新しい)

さてメトロに乗って、最後のディナーの食材を探しを。バスティーユまで向かいます。


(音声が出ます)

パリでは地下鉄の車内で楽器を演奏したり、カラオケで唄ったりする人に出くわすこともあります。
えっexclamation&questionと思うくらい、普通の演奏がありますが、時に惚れ惚れとするような演奏を聞ける時があります。2、3駅で次々と次の電車に乗り換えていくパフォーマーの人達。良いなあと思ったら演奏後、寄付金を求められるのでその際にチップを渡せます。

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バスティーユの革命の広場に到着。バスティーユのマルシェもメトロから歩いてすぐ。広大に露店は広がっています。

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地元の人々の生活に根ざしています。

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ホワイトアスパラガスの食べ納めです。

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米も食べたくなりました。パエリヤは量り売りしてくれます。

見てくださいexclamation×2

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ビジュアル的にはギャートルズに出てきそうな形状のハムです。

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ハムってやっぱり豚のお肉なんだね、と強く思わせてくれる味わいです。購入。

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お魚のあんこうに今宵のメインディッシュは決定。

ところで、こんな変わったお魚まで売られていました。

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ホオジロザメのぶつ切りです。顔がこっち向いていますがく〜(落胆した顔)

一通りの食材を買い集め、バスティーユでよく通っていたカフェでランチタイムです。

                         つづく・・・・・・・

posted by プチット リュ at 09:08| Comment(0) | TrackBack(0) | フランス旅行 2012

2012年08月01日

フランス旅行総集編22−ムール貝ー

ネオビストロから帰ってきてアパルトマンから見たキラキラエッフェルぴかぴか(新しい)



毎時00分から5分間、点灯します。

翌朝は近くのカフェで、朝食を。

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クロワッサンにタルティーヌは定番です。
この日は夜にシャンソン歌手のクレールさんを呼んでアパルトマンでホームパーティーを企画していたので、パリの中心地へショッピングへカバン

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オペラ座が目の前のオペラ駅へ地下鉄で行き、

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デパートギャラリー・ラファイエットへ。
フランス旅行も終盤なので、おみやげもここでチェック。
いろいろな食材を扱うグルメ館や、家庭用品を扱う別館も楽しい!
しかし、人の多さに少々疲れました‥

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天井の装飾がとても豪華ですぴかぴか(新しい)

時間がなくなってきたので、スーパーではなくここのラファイエット・グルメ館で食材を調達しました。

ランチはレ・アル(LES HALLES)にある、ベルギーのムール貝チェーン店レストランへダッシュ(走り出すさま)

お店の名前は、”レオン・ド・ブリュッセル
ここは6年前にも来たのですが、なんと広い客席なのに、以前と全く同じ席になりました。

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定番のムール貝のココット レオン風―400gー ムール貝を存分に味わえる看板商品ですグッド(上向き矢印)

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もう一皿は、ムール貝のピザ風グラタン。どちらにもフライドポテトが付いてくるのが、嬉しいでするんるん

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ベルギーのビールに白ワインのハーフボトル、ミュスカでをムール貝と堪能。
ムール貝好きなかたに、手軽でおいしいお店なのでおすすめです。

フランス国内のショップリストはこちら⇒http://www.leon-de-bruxelles.fr/infos/liste-des-restaurants



良い気分になって夜の準備が忙しくなりましたが、部屋に戻って、

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買ってきた食材はこんな感じで、

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テーブルセッティングも何とか終わりゲストの到着を待ちます。続きは次回へ・・・・


さてムール貝、ブログでアップしたので、プチット リュ、今週はムール貝を仕入れたいと思いますexclamation×2

三重県は的矢湾のムール貝は海水に使った状態で沖縄まで届きます飛行機

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トレーに移し、

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レオンほどココットいっぱいには、難しいですが、貝ひとつひとつはかなり大ぶりですぴかぴか(新しい)

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よーく見ると目小さなカニが潜んでいます。

この特選ムール貝、当店ではフリカッセ、軽いクリーム煮に仕上げます。

おすすめワインは、2本ありまして、

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こちら。

1本は、写真左、ブルゴーニュのネゴシアン、デュデ・ノーダンのドメーヌ物。年間5樽しか(1200本)生産されないリッチな味わいのブルゴーニュブラン、ドメーヌ・デュデ。ミネラル感のある味わいのムール貝と、ムール貝から出た海水の塩味のみが溶け込んだ凝縮した味わいのクリームのスープとバッチリのマリアージュぴかぴか(新しい)

ムール貝が日本のものなので、もう一本のお勧めは山梨はシャトー酒折の甲州ドライ

醸造長、一押しの甲州ドライ。酒折訪問記は、

こちら⇒http://petiterue.sblo.jp/article/53307200.html

お値段は、ブルゴーニュは4800円、甲州ドライは2800円となっていますexclamation×2

意外にもこの時期が美味しい貝類グッド(上向き矢印)

キリッと冷えた白ワインと一緒にお楽しみくださいわーい(嬉しい顔)
posted by プチット リュ at 09:41| Comment(0) | TrackBack(0) | フランス旅行 2012

2012年07月29日

フランス旅行総集編21−ル・クリスタル・ドゥ・セルー

パリ初日のディナーは、ビストロのジャンルで今話題のネオビストロへ。

ネオビストロとは、、「ミシュラン星付レストランの一流レストランで修業を積んだシェフが、厳選された食材を伝統でクラシックなフランス料理に、軽やかな現代風にアレンジした料理でスタイリッシュな内装のお店でカジュアルに提供するビストロ」だそうです。

閑静な住宅街が続く西のはずれ15区は、今注目の店が続々とオープンする、ネオビストロ激戦区です。

2007年の初夏、ホテル・ル・ブリストルの三ツ星レストランを独立した、若きシェフ、カリル・ロペスが開いたこの店は、開店と同時に、こぞってマスコミが取り上げ、批評家達に絶賛されたクオリティーの高いビストロです。サービスを務めるのは同ホテルに勤務していた ダミアンさん。仲良しだった二人が共同経営という形で営業している、

という情報をおさえて、

では行ってみましょうるんるん

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メトロ8番線、コメルス駅で降りて、

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教会が見えるのでそれに向けて歩き、マドモワゼル通りに入るとすぐに、

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見つかりました目

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メニューは、その日のおいしいものを提供するというコンセプトのもと、黒板の手書きメニューです。(プチット リュと一緒だるんるん

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まずはクレマン・ド・ブルゴーニュで乾杯。アミューズブッシュは、(プチット リュでもおなじみの)フロマージュブランのセルヴェル・ド・カニュ。

前菜は、

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相方のは、海老のクルスティヤン(かりかり揚げ)、

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僕はホタテとアスパラのソテー。これらの前菜に合うおすすめのグラスワインを注文すると、

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アルボワの白ワインを勧めてくれました。白ワインの熟成のニュアンスとどちらの魚介類にもある香ばしいニュアンスとピッタリapani496729c53d956[1].gif高いレベルのマリアージュの世界へあっさりと誘ってくれますぴかぴか(新しい)

メインディッシュは、

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相方はこのお店のスペシャリテ、手長海老のラビオリ 縮緬キャベツのバター仕立てにバターのムースで。こちらは、シェフがブリストル時代に完成させた渾身の一皿だそうですぴかぴか(新しい)

僕は、

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小鴨のロースト アスパラソバージュを添えて。

ユーロ安もありますが、手長海老のお皿が22€、2200円、小鴨が25€、2500円。
一流ホテルの味わいを肩の力を抜いて楽しむことが出来ます。やっぱり今はヨーロッパ旅行お勧めですexclamation×2

合わせたワインは、

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ロワールの減農薬の造り手、セルジュ・ラルーのナチュラル・ピノ。

お店の柔らかい雰囲気が伝わる一本ですぴかぴか(新しい)

こちらの造り手さんの白ワインは、プチット リュでも入荷できそうなので、また入荷しましたらご案内しますねるんるん

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いつの間にかお店には大勢の人がいて、それぞれのテーブルにハッピーな時間が流れています。

デザートは、

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ティラミスと、

相方はクレープの包焼きで、中身は、

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リンゴを煮詰めたものです。このリンゴがおいしいのは、それもそのはず。このお店では自家製のジャムを、

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店内所狭しと並べ販売もしています。

いろいろな刺激を受けた今回のビストロは、

Le Cristal de Sel  ル・クリスタル・ド・セル
13 rue de Mademoiselle 75015 Paris 
Tel : 01 42 50 35 29
営業時間 : 12:00〜14:30 / 19:00〜22:30
定休日 : 日・月 
メトロ : Commerce  8番線

となっています。人気店なので事前の予約をお勧めしますわーい(嬉しい顔)

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部屋に戻るとエッフェル塔がきれいに輝いていましたぴかぴか(新しい)

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2012年07月26日

フランス旅行総集編S−トランブルーー

5月に行ってきたフランス旅行記も、いよいよ終盤戦となってきました。残すはパリ滞在三日間ですわーい(嬉しい顔)

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サン・テティエンヌからリヨン駅経由で、TGVでパリに向かいます。

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TGV内の雑誌を見ると、数独もフランス語で認識されているみたいです。

もうすぐパリ・リヨン駅に到着です。


車掌さんのアナウンスの音声が出ますのでご注意を!!


パリ・リヨン駅は、リヨンや南仏方面に向かう列車の発着駅なのでこういう名前です。

このリヨン駅を利用するときの楽しみのひとつは、駅構内にある、トラン・ブルー(青い電車)と名付けられたレストラン。

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1階は電車を待つ簡単なカフェスペースですが、なんといっても2階のレストラン、トランブルーの豪華絢爛な内装は一見の価値ありですぴかぴか(新しい)

このレストランも、レストランスペースだけでなくカフェスペースもありますので、ちょっとコーヒー一杯というのも大丈夫ですので是非チャレンジしてくださいねわーい(嬉しい顔)

では店内へ。

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19世紀のベルエポックの時代、当時南仏・地中海に行くことが人々の間でステータスとなっていたので、南仏に行くまでの風景を色鮮やかに描かれたフレスコ画の数々。
その絵に圧倒されます。美術館で食事をしているような感じです。

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バースペースで働いているギャルソンも絵になります。

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張り切って、ブルーカラーの服装で、

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カクテル、トラン・ブルーを、

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楽しみまするんるん

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ジンベースにブルーキュラソー、パイナップルジュースにココナッツの香りで見た目以上に、深い大人な味わいです。

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少し前菜の盛り合わせを。アスパラのムースにフォアグラのテリーヌ。贅沢な味わいですグッド(上向き矢印)

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相方はコーヒーとマカロンを。マカロン、色が濃い!味も濃厚でおいしかったです。

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ホッと一息の背景が凄い事になっていますexclamation×2

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店内奥にはソファースペースもあり旅の疲れを癒せます。

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お店を出るとたくさんのTGVが停まっていて、行き交う人々が映画のワンシーンのような光景でしたカチンコ

夢のような空間を楽しみ、タクシーに乗って一気に移動。

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パリではホームパーティーをしたかったので、キッチン付アパルトマンに3連泊することにしました。

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エレベーターの無い、らせん階段だけの7階(フランスでは6階)で荷物上げで超大変あせあせ(飛び散る汗) でも、この物件の最大の良さは、至近距離からの、

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エッフェル塔ビューぴかぴか(新しい)

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部屋の窓からはこんな感じで、

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窓に近づくとこんな感じで、カメラをズームにすると、なんとexclamation&question

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塔に上っている観光客が見えます。

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嬉しくなって、セルフモードで撮るものの使い方がいまいち分からずちょっと暗めですカメラ

3日間、朝、昼、夜、晴れの日、雨の日とエッフェル塔のいろんな表情が楽しめましたるんるん

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ロフトの部屋からの小窓からもかわいくエッフェルが。




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さあ、パリ初日のディナーは、ネオビストロで有名な、ビストロ、ル・クリスタル・ド・セルへ。15区でなじみのない場所なので地図でチェック中。

次回は、そこでの食事の様子を。   

つづく・・・
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2012年07月25日

フランス旅行総集編R−サン・テティエンヌー

リヨンからリヨン郊外の街、サン・テティエンヌへこの日は向かいます。
このサン・テティエンヌへは、プチット リュのブログを通して知り合った沖縄出身のピアニストの宮城さんがこの町に住んでいて、訪れることになった次第です。

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リヨンから、小一時間ほどで到着しました、サン・テティエンヌ駅。
駅前には芸術的なオブジェがあります。

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このカラフルな木の葉っぱが、

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地面に光ってとてもきれいでした。

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大荷物を持っているので駅から歩いて2分。フランス版ビジネスホテルのイビスに宿泊することに。
便利です!

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オランジーナとコーラで一息ついて、さあ街に出かけてみましょうapani4e158dbce3ae4[1].gif

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不思議な建物発見目

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空間を贅沢に使った建物ですexclamation

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街はコンパクトにまとまっていて中心地まで歩いて行けます。

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フランスで人気の日本のアニメ。この町にもアニメショップが浸透しています。

fnacサン・テティエンヌ店があったので、お店用のBGMを

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店員さんのお勧めを聞きながら、7枚購入ぴかぴか(新しい) 
我々はお店の為に買いますが、フレンチポップのCDをお土産にするのもちょっと珍しくて、お勧めですよCD
「今、フランスで流行っているもの」とか「語学の聞き取りの勉強になるもの」とか「お店でかけるもの」と、今までいろんなお店で尋ねてみましたが、どこのお店でも一緒に親身に探してくださいました。

今回も、「これはどうかな」と30分以上、いろんなCDをおすすめしてくれました。
ありがとうございましたexclamation×2


一旦ホテルで準備をして、宮城さんお勧めのブションへ。

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ここは宮城さんお勧めの、今では少なくなってきた、昔ながらのリヨンの郷土料理を出してくれるブションだそうでとても楽しみにしていましたるんるん(仔羊の脳みそもメニューにありましたが、さすがに怖気づいて注文できませんでしたがく〜(落胆した顔)

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まずはパテなどが載ったこのお店のシャルキュトリー(豚肉を加工した料理)の盛り合わせ。豪華です手(チョキ)

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今が旬。ホワイトアスパラガスのポタージュ

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ブションのサラダと名付けられたこの一皿には、豚の舌や仔牛の足に近いお肉を煮崩してリエット状にしたものをディジョンのマスタードのソースで頂きます。
素材の味がしっかりと味わえる、味わい深いお料理の数々です。

メインディッシュは3人でシェアーし、いろいろと味わいました。

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初めて食べました、豚肉の赤ワイン煮

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豚足のパン粉焼きに

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じゃ〜ん、アンドゥイエット。豚の腸に豚の腸や胃、喉肉、バラ肉などを詰めたもので、見た目もそうですが、匂いもちょっと独特。苦手な人はだめかもしれませんが、ワイルドな味わいの郷土料理ですpict4fca286fa0cec[1].gif
(もともとルーツはブルゴーニュのシャブリ地方。今は、家庭やレストランで幅広く作られ、このお店ではリヨンならではの内臓をふんだんに使用したものでした。)

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ワインはブルーな蝶のラベルが印象的な、ローヌのワイン、クローズ・エルミタージュ ’10

地産地消。不思議と郷土料理にはその土地のワインが、ピッタリですグッド(上向き矢印)

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リヨン名物プラリネをたっぷりと使ったタルトを食べリヨン料理に大満足。
豚肉の素材がふんだんな沖縄でも参考になるお料理が大変多く、お店の雰囲気も地域の人に根ざし、収穫の多いビストロ(ブション)でした。
お店のサービスのかたも、素敵な笑顔でホスピタリティー抜群!

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宮城さん、素敵な時間をありがとうございましたわーい(嬉しい顔)

ホテルに戻り、

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顔、体、髪、全部に使える豪快なアイテムでシャワーを浴び熟睡。
次の日には最終目的地のパリに向けて出発です。

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翌朝、重い荷物を持って駅へ向かいます。

何日もかけて、シャンパーニュ、ブルゴーニュ、リヨンと南下してきましたが、サン・テティエンヌ駅始発、パリ行き(サン・テティエンヌは交通の要の街だったのですねー!便利!)のフランス版新幹線のTGVに乗り新幹線

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久々の一等車。景色は広大な畑や牧草地で、たいへん美しく、やっぱりフランスは農業国だなぁと思いながら3時間快適に乗っていると
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パリ・リヨン駅に到着しますぴかぴか(新しい)

パリでの滞在3日間で今回の旅行は終わりとなりまーすわーい(嬉しい顔)

もう少しお付き合いくださいね。
posted by プチット リュ at 08:21| Comment(0) | TrackBack(0) | フランス旅行 2012

2012年07月21日

フランス旅行総集編Q−リヨンの朝市ー


先週から予兆はあったのですが、


新記録達成apani4a48908b38602[1].gif

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昨日、ブログの訪問者数がなんと、352名exclamation×2deco4cb80f258032e[1].gif

初の300名超えでしたが、リンク元を見ると特に目立ったのものはありませんでしたわーい(嬉しい顔)

お店でも「ブログ楽しくみてますよ。」と言って下さったり、「一緒に旅行しているようです」という言葉や、ブログでご紹介したワインやお料理を注文して頂いたり、距離や時間を超えて大活躍のブログです。
これからも、プチット リュのブログるんるんプチット リュだよりをぜひご覧くださいぴかぴか(新しい)


さて、フランス旅行記も、中盤から後半となってきました。

リヨンのブションで食事をした翌日は朝からリヨンの朝市へ。

昨日リヨン独特のビストロ、”ブション”について、お客様から語源について、質問を頂きましたのでネットで調べてみました。


フランス語でbouchon-ブションとは、1-ワインのコルク栓、2-藁の束、3-交通渋滞を意味し、今回は2番、ワラの意味が語源となっているみたいです。


かつて飲食業も兼ねていた庶民向けの民宿では、看板代わりに藁の束(=ブション)を置いていたことからブションの呼び名がついた。また、当時の人々がビストロで休憩中に、彼らの馬を磨くためブラシの代わりに藁の束(=ブション)を用いていたことからブションと呼ばれるようになったという説もある。

なるほど〜


さあ、リヨン二日目の朝。張り切って朝市に出かけますapani4e158dbce3ae4[1].gif

市内を流れるローヌ河まで駅前のホテルから歩いて30分位。

朝早かったので、

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行き交う人もほとんどおらずapani49d8bfcbf17af[1].gif

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市内を流れるローヌ河からの景色を独り占め。

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リヨンでは、ローヌ河とソーヌ河、二つの大きな河川があり、ソーヌ河沿いにマルシェは広がっています。

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チーズのコンテの塊。

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この時期の両エース、イチゴとホワイトアスパラガスに加えてサクランボがどっさり。

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手前はちょっと珍しいズッキーニの花

フランス料理では中に詰め物をして、フライにして食べます。

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陽気なボジョレーのワインの造り手さん。

新酒のボジョレ・ヌーヴォーは一切作らず、赤、白、ロゼのワインを作っている頑固なおじさんです。

ワインを造るかたわら、民宿もされているそうで 精力的ですね〜

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味わいは、どれもバランスがよく、特に赤はチャーミングさというより、しっかり赤の果実が感じられる秀逸なワインでした。

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リヨン名物の肉加工品、ソーセージやサラミの数々ぴかぴか(新しい)

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お腹がすいてきました。

ちょっと横目で気になっていた、鶏の丸焼きを朝食にるんるん

これがまた相方も大絶賛の味わい。今回の旅行中の食事でも3本の指に入るほどexclamation×2肉質、火の入り方、ジューシーさ、旨み、そしてなんといってもコストパフォーマンスぴかぴか(新しい)

パリのマルシェでも必ずありますので皆様是非お試しくださいexclamation×2

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下の方ではソーセージや、鶏の肉汁を含んだポテトも選べます。

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丸焼きと一緒に、クラシカルなリンゴのパイ包み焼きと、、ミュゾー・ド・ブッフ リヨネーズを。

ミュゾードブッフは牛の顎肉を塩漬けにしてスライスしたもので、今回は「リヨネーズ(リヨン風)」に興味を持ち量り売りしてもらい、買いました。

リヨネーズはかなりマスタードとビネグレットが効いた味わいでした。なるほどこれがリヨン風かと納得。

リヨンに多い内臓料理や肉の個性的な匂いを、食べやすくする味付けが工夫されているようです。

お腹いっぱいになり少しメルキュールホテルでゆっくりとテレビをTV

こちら、

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フランスの天気予報図。雲や太陽が雰囲気が出ています。

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気温もわかりやすいです。

天気予報のお姉さんは、服装やリアクションが、おおらかです。

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ミュージックTVでフランスの流行り歌をチェック。

気に入ったアーティストをメモし、翌日、fnacで、

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購入。日本で手に入らないレアなフレンチミュージックはプチット リュでオン・エアー中ですよぴかぴか(新しい)

お昼近くになってきたのでお湯を沸かして、ここで切り札、投入。

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この日の夜のブションに備えて、しばしの間、日本の味へフラッシュバーック。


このあとは在来線に乗り、リヨン郊外の街、サン・テティエンヌに向かうのでありました電車
posted by プチット リュ at 09:40| Comment(0) | TrackBack(0) | フランス旅行 2012

2012年07月16日

フランス旅行総集編P−美食の街 リヨンー

ブルゴーニュでワインを堪能し、次の目的地はさらに南下し、美食の街・リヨンへ。
6年ぶりに訪れます。

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電車でリヨン駅に到着電車

大きな荷物があって便利なので、ホテルは駅前にしよう!という事で、駅を出てすぐ発見した、

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メルキュールホテルへ。最近4月には那覇にも開業しましたね。パリ発祥のヨーロッパを中心に展開しているホテルチェーンです。

室内はモダンでぴかぴか(新しい)

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アメニティーは、

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メルキュールブランドですぴかぴか(新しい)

立地が便利な分お部屋からの景色は、

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街ビューですビル

さて街へ出かけてみましょうapani4e158dbce3ae4[1].gif

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街を流れるローヌ川が美しいです。そうリヨンは、ローヌの県庁所在地でもあり、ローヌワインのメッカでもあります。

ケーブルカーに乗って山を登ると、

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リヨンの旧市街地、新市街地が一気に見渡せます目

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山頂の教会もきれいです。


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花屋さんのきれいなバラのブーケ。

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本屋さんでは村上春樹さんの本が並べられています。

リヨンには独特の食文化があり、星付きレストランも数多くありますが、我々の興味があるビストロはさらに地域に根ざしたスタイルで”ブション”と呼ばれています。そんなブションが集まった通りがリヨン市内には何か所もあります。

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テラス席も超良い感じですグッド(上向き矢印)

メニューには、

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リヨネーズ(リヨン風)の文字が並び、

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リヨンの郷土料理を分かりやすくメニューに書いているお店もあります。
夜に行くお店の見当をつけ、ちょっとティータイム。

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この派手な色をしたものは、プラリーヌ・リヨネーズ。アーモンドなどを赤の色素を含んだ砂糖でカラメりゼした郷土菓子です。

パティスリー”ピニョル”で、そのプラリーヌを使った、

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タルトとテカテカにコーティングされた濃厚チョコレートタルトを。
フランス菓子の深い味わいでするんるん

ホテルで一息つき、目星をつけたブションへ。

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前菜は、

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ホタテのグリルとチコリのサラダに、相方は、

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本場のリヨン風サラダぴかぴか(新しい) 


ちなみにプチット リュでも定番のリヨン風サラダは、

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ケークサレや、砂肝のコンフィ、島人参のラぺが載った、具だくさんリヨン風サラダですぴかぴか(新しい) おすすめの一品でするんるん


旅行記に戻りましょう。ブションに来ることが楽しみだったので、

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食事することが出来てよかったですハートたち(複数ハート)

ワインは、リヨン独特のカラフェにもトライ。

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こんなに上げ底の分厚いガラスのカラフェは、リヨン独特で、ポ(pot)と呼ばれています。
カワイイ形なのであなたに、ポッ黒ハート

ダジャレが出ましたが、気を取り直しまして、メインは、

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やっと出会えましたドンブ産カエルのポワレ。ニンニク風味の淡白で美味な味わいです。

相方は、

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魚のはんぺんのような、リヨンの郷土料理、クネル・リヨネーズ ソース アメリケーヌ

リヨンまで来た甲斐があります。まいう〜わーい(嬉しい顔)

食後は、お昼にケーキをガッツリ食べたので、これまたリヨン名物。

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セルヴェル・ド・カニュと、

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フル―ティーなローヌのグルナッシュをグラスで余韻を楽しみます。
フロマージュブランを使った、先ほどのセルヴェル・ド・カニュはレストランによって味は様々。
こちらで頂いたのは、とても爽やかでおいしかったので、ちょうどタイミング良くシェフがサービスの仕事をしていたので、レシピを聞くと、とても詳しく教えて頂いたので、早速、プチット リュのセルヴェル・ド・カニュは、

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本場リヨンの味わいとなりましたexclamation×2

めだたし めでたし。

ここまできて皆様もお気づきの通り旅行中、特にディナーは毎晩フランス料理とワインをおいしく頂きました。食べるのは楽しみと仕事の両方の側面があります。そんな環境の中、2度だけ、日本の味を。

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しじみのエキスがしみじみ〜。


大満足のブションを出て、歩いているだけで、とても気分が落ち着く、

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旧市街地を歩いてホテルへと。コートを着ているので夜は寒かったのか。お酒であまり記憶がありません。
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2012年07月11日

フランス旅行総集編O−ブルゴーニュ最後の夜ー

ブルゴーニュ最後の夜は、ホテルのオーナー、ムッシュ・シャンボンお勧めのレストランへ行くことに。

プチット リュの参考になるようなビストロにいってみたい!と伝えると、お勧めしてもらったのは、夫婦が経営している、ビオロジック(オーガニックの事です)・レストラン。”ル・コントワール・デ・トントン

シャンボンさんが立派なタクシーを手配してくれて、ボーヌ市内のお店へ。
車内は、コンテンポラリーなジャズがかかっていて、「おしゃれですね」と運転手さんとおしゃべり。
「2年前にタクシーの運転手として独立したから、昨年は一日も休みをとらなかったよ。僕はボーヌ生まれだけど、祖父の故郷のモロッコへ、今年こそはバカンスを取って訪ねてみたいんだ。」と話をしてくれました。
そうこうしているうちに、立派なタクシーはお店に到着。
店内のお客さんやお店の人からの、誰が下りてくるのだろう?という視線を感じながら目入店。
セレブな感じで到着したのは、ジャーン! 我々。普通の日本人でしたーぴかぴか(新しい)

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お店のメニューには、日本の雑誌「料理王国」で2011年11月号に紹介された記事が貼ってあり、このビストロがどんな感じなのか分かりました。
お料理はマダムが、サービスをご主人が担当し、ワインからお料理の素材まで作り手さんにこだわったビストロです。メニュー表の野菜からお肉まで生産者の名前が書かれていて、素材へのこだわりが伝わってきます。

ワインは、昨日その畑の様子に感動したので、

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ドメール・アルロー

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クロ・ド・ラ・ロッシュ 2005るんるん

赤紫の果実に、柔らかいタッチ、複雑で緻密な味わいの構成ながらもどこか気軽で馴染みやすい、自然派な赤ワインです。しみじみ〜るんるん

マダムが作るお料理は、繊細なおいしさで特に香りという点で衝撃的で勉強になりましたぴかぴか(新しい)

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白アスパラガスとフォアグラのブイヨン仕立て。ハーブのお花が飾ってあります。
シャキシャキした白アスパラの食感とブイヨンの旨みに、フォアグラが熱で少し溶けてソースのように口にひろがります。

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イベリコ豚の生ハムのラビオリ仕立てに、メインディッシュは、

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仔牛のハーブとスパイスを使った煮込み料理と、

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ブルゴーニュ牛のフィレステーキ。

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見事な火入れのロゼ色ですグッド(上向き矢印)

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デザートは、ブルゴーニュ・ディジョンの郷土菓子パンデピスをアレンジしたもの。
しっかりいただき、楽しい楽しいブルゴーニュの夜は更けていきます。

ブルゴーニュ、フランスで一番大好きな場所であることの再確認の滞在となりましたわーい(嬉しい顔)

さてブルゴーニュを出発する朝。朝食はホテル内で。
セレブなホテルの朝食は豪華で、

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パンやヨーグルトもいっぱい並べられ、

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生ハムや、濃厚なリエットまでexclamation×2

そしてそして

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クレマン・ド・ブルゴーニュ、ブラン・ブランまで、用意されています。
朝からスパークリングワインが用意されていたのは、ドイツのバーデンバーデン以来です。
はあ〜このまま またぐっすり眠りたい‥ 出かけたくなくなります。

出発前にシャンボンファミリーと記念撮影。

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僕たちと同い年のムッシュ・シャンボン。いつも温かいホスピタリティーで出迎えてくれ快適な時間を過ごさせてくれる気さくな紳士です。

またお会いできる日を楽しみに、仕事を頑張りますグッド(上向き矢印)

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お部屋からのブルゴーニュのぶどう畑も見納めです。

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シャンボンさんがボーヌ駅まで送ってくれました。

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駅に行くまでに、娘さんのテニススクールを経由していきましたが、森の中のようなグリーンに囲まれたスポーツ施設。贅沢でした。
途中、白馬がこちらをみていました。ご飯中かな。きれいな車窓を眺めながらボーヌ駅に到着。


”エルミタージュ・コルトン”ブルゴーニュでお部屋もレストランもクオリティーの高いお勧めのホテルですぴかぴか(新しい)

音声が出ますexclamation×2
http://www.ermitagecorton.com/fr

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2012年07月09日

フランス旅行総集編N−試飲の一日ー

5月に行ってきたフランス旅行記は、旅行5日目になります。12日間の旅行だったのでもうすぐ折り返しですたらーっ(汗)今日もボリュームたっぷりにお届けしますぴかぴか(新しい)

サヴィニ―・レ・ボーヌのシャンボンさんのホテルには連泊。前日の”黄金の丘 自転車 feel the terroirの旅”に続き、この日は、”現地試飲day”です。ムルソー村まで足をのばします。

まずは朝食は、ボーヌ市内の、

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地元の人しかいないような雰囲気のいいカフェで、

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朝食を。おいしいクロワッサンとタルティーヌ(フランスパンを縦に二つに切ってバターとジャムで食べます)でフランスに来ているなあと実感るんるん

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ボーヌでも大手のネゴシアン、ボーヌ駅近くのブシャール・ペール・エ・フィス社に到着。

こちらの見学は要予約となっていますが、我々はだいたい「行き当たりばったり派」なのでアポイントなしで訪問。
本来は決められた時間か、まとまった人数でないと見学できないそうですが、「私なら今、時間がとれますよ」と快く見学を引き受けてくれましたるんるん英語がいいですか?フランス語?と聞いてくださいます。

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案内を引き受けてくれた、ボーヌ生まれのサンドラさん。ブシャール社の説明を受けます。

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こちらの建物は創業者のファミリーが購入し、社屋とカーヴとして使われ始めたのは1800年代の初め。元々はフランス国王が15世紀に造った「シャトー・ド・ボーヌ」という要塞だったそうです。15世紀のこの要塞の中には、現在350万本のワインが眠っています。

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あれ、ここは沖縄?と思うくらい石灰石の風景が似ています。

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階段を下りて温度管理された地下のセラーに向かうと、そこは、湿度75%、気温15℃。一番古いワインは1846年のムルソー・シャルム。1865年のモンラッシェは4ケースも残っているそうです。熟成の研究用らしく購入は不可能だそうです。

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膨大なワインのストックが出荷の日を待っています。

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カーブは奥へ 奥へと続いています。

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どれだけの年月を重ねてきたのでしょうか。ワインの素敵な魅力の一つですぴかぴか(新しい)

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「向こうに見えるのは昔、要塞の監視の為に建てられた塔ですよ。」と説明を受けているところです。

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敷地内にあるパリに住んでいるブシャール社オーナーの別荘。一階は迎賓館として使用されているそうです。

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見学が終わると試飲タイムです。試飲は赤、白合わせて6種類、白は特級コルトンシャルルマ―ニュや、赤ではフラッグシップ的な存在、ブシャール社のモノポール(単独所有)、ボーヌ の銘醸畑、グレーヴの中でも特によい区画である「ランファン・ジェズュ」。「幼子イエスの畑」という意味の一級ワインも試飲出来ましたるんるん

サンドラさん、丁寧な説明をありがとーexclamation×2

ブシャール社のワインは、広大な畑から生み出されそれぞれの産地が魅力的です。当店でもラインナップに力を入れ、

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ハーフサイズも含めて取り揃えましたぴかぴか(新しい)

お値段は、

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こんな感じです。赤い果実のチャーミングで魅力的な味わいを堪能してくださいねぴかぴか(新しい)

ブシャルペール社キャンペーンは終了しましたexclamation×2

さて試飲を終え、ボーヌ駅からムルソー駅へ向かいます電車

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ムルソー駅に到着。偉大な駅名ですが、駅員さんがいない無人駅でひっそりとしています。線路を渡って向こう側へ。フランスでは線路を横切るときもあります。

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なのでこんなアングルの写真も撮れます。駅から村へ向かいます。

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雨大丈夫かなあ。⇒何とかムルソー村は大丈夫でした。


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ムルソーの偉大な造り手の邸宅が次から次と出てきます。見ているだけでワクワクします。

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ムルソーの畑も見えてきました。

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村の中心に到着。

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きれいです。

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小川まで流れていて、こんなきれいな村だったんだーと、来てみて実感。

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村から黄金の丘まではまだ距離がありそうです。

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道看板で、プチット リュでもお馴染みの造り手、カイヨさんの文字を発見目

地元の人に道を尋ねながら、

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到着。またまた突撃訪問。
事務所で、「カイヨさんに会えますか?」と聞いてみるとスタッフの女性が「今は畑で13時には帰ってくるわよ。」と教えてくれたので

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一度村の中心に戻り、ランチタイムにしました。

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ムルソー村の真ん中にあるビストロで。グラスでムルソーが楽しめますグッド(上向き矢印)

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ムルソー・ルージュもあったので注文。力強いですexclamation×2

白ワインなので今回はお魚料理を。

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マスのブールブランソースに、

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鱈のソースアメリケーヌ。

ワインとのマリアージュもすこぶる良いですわーい(嬉しい顔)

お腹いっぱいで、もう一度カイヨさんのお宅へ。

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じゃーん。ミシェルカイヨさん(写真手前)に会えましたexclamation×2

自己紹介をして、当店でも大人気ですよと伝えるとにこっと笑顔で答えて、
「ワイン試飲していったら。」と言ってくれました。

というわけで、ドメーヌのスタッフの方が案内してくれました。

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扉の向こうは、

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発酵タンクがずらり。

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地下のカーヴには、

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樽がいっぱいハートたち(複数ハート)カイヨさんのワインの樽の香りが個人的には大好きで、その樽の前にいて樽の香りが体中を包んでくれます。ああ〜幸せハートたち(複数ハート)⇒ワイン好きですみません。

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ちょうどワインの出荷作業中。

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どうやらリュクセンブルクのレストランが買ったようです。「パレット買い」ですねexclamation

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プチット リュもパレット買いできる日を目指してグッド(上向き矢印)

さて試飲開始です。

白ワインブルゴーニュ・アリゴテ ’08から始まり、ブルゴーニュブラン ’08、サントネー’07、ムルソー ’08、ムルソー バール デソス ’09、

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当店でも輸入元キャンペーンの時に登場するムルソー リムーザン’08に、

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一級ピュリニーモンラッシュ レ フォラティエール ’08、そして赤ワインへ。

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一級ボーヌ レ アヴォ―’06に始まり、ポマール’06、一級ヴォルネイ クロ デ シェーヌ ’06、そして、

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一級 ポマール エプノ ’08と、

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11種類ものワインを、なんとexclamation×2 ポンポンと抜栓して頂き、恐縮しながらもガッチリとテイスティングさせてもらいました。
それぞれのワインのキャラクターの説明はノートに書き留めましたが、とても参考になりました。今後のプチット リュに活かせそうです。お料理のマリアージュの質問もいっぱいしていると、

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お料理とワインのテイスティングのヒントになるカードをプレゼントしてもらいました。何から何までありがとうございます。

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そんなミシェルカイヨさんのワインで当店で常にリストアップしているのは、

モンテリー、ヴィンテージはミラクルイヤー 2005年です。ボトルで5200円となっています。

オススメお料理はコック・オー・ヴァンとお聞きしたので、

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プチット リュでは、やんばる若鶏 骨付きぶつ切り肉のコック・オー・ヴァン(赤ワイン煮込み)と一緒にお楽しみくださいね。



試飲をいっぱいして、ホテルに帰るころには、

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辺りが薄暗くなっていました・・・・。この暗い中のぶどう畑がなんともいえず好きです。ずっと眺めていたいぐらいです。
次回は、ホテルオーナー、シャンボンさんお勧めのボーヌ市内のビストロでのディナーの様子です。お楽しみにーわーい(嬉しい顔)
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2012年07月06日

フランス旅行総集編M−ホテルでのディナーー

まだまだ続いています、フランス旅行記。このペースだと秋まで続きそうな感じですdeco4d34f485750da[1].gif

自転車でコート・ド・ニュイを走破し、ホテル・コルトン・エルミタージュでディナータイムレストラン

シャンパーニュからブルゴーニュに移動し、昨夜は、

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ブルゴーニュの白ワインを飲んだので、今回の旅では初のボトルの赤ワインを。

そして2年前の旅では、このホテルのオーナー、シャンボンさんにたいへんお世話になったのでこちらのレストランではワインを奮発するぞ!と決めていましたるんるん

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ワインを何にしようかロゼのクレマン・ド・ブルゴーニュを飲みながら、レストラン横のサロンでかなり長いこと思案中。

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食事の前のアミューズブッシュはサロンでいただきました。きれいです。

こうやってワインリストやお食事のメニューを見ながらゆっくりと決めるのがフランス流app4a66cc6203b025B15D-thumbnail2[1].gif
日本人にはなじみがない習慣です。特にレストランでは同じ時間帯に入ったフランス人が僕らが前菜を食べ終わる頃ふとそちらに目をやると、メニューを見て、まだ食材の事をいろいろと話し合っていたりすることが多々ありました。
「即決系」の僕としては、真剣にかつ楽しんでその日の食事をゆっくりと選ぶその姿勢を、少しマネしてみたいなと思いました。

さてブルゴーニュの赤ワインを飲む気満々るんるんでワインリストをチェック目

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自然派の極み、ロマネコンティ ’06が4350€ぴかぴか(新しい)今円が強く100円で換算すると43万5千円。手が届きませんが、現地お値打ち価格でございます。

ムッシュ・シャンボンが「相談にのりましょうか。」と尋ねにきてくれました。

「今日、ロマネコンティとドメーヌ・アルローの2か所で、馬で畑を耕していたのを見たよexclamation」と僕が興奮して説明すると、「とっておきの自然派の造り手のワインがあるよ。」とシャンボン。

で選んだワインは、こちらも馬で畑を耕す、

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ドメーヌ・ド・ラ・ヴージュレイ 、ボンヌマール、2007

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我々のテーブルを担当してくれた彼女はとても陽気で、食事も楽しいものとなりましたぴかぴか(新しい)
フランスのサービスの方々は、お店にもよりますが、格式が上がるほど、よく話しかけてくれるように思います。
いろいろなスタイルがあっていいけれど、自分たちはこうやってお店の人がほどよくコミュニケーションをとってくれることが楽しいし、「おいしさの要素」となっている気がして好きです。

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ワインの色彩は見事なルビー色。華やかで、力強く、優雅さも備えた味わい。ビロードのようななめらかさにうっとり。どこまでも続く複雑な余韻に、相方は感動で言葉もなく。
今回の旅で堂々のナンバーワンのワインでしたぴかぴか(新しい) 



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お料理はシェフのシラー氏が作るモダンなお料理の数々。

ブルゴーニュの郷土料理、卵のムーレット(ポーチドエッグの赤ワイン煮)も、

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深くて凝った味わいです。

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ラングスティーヌのコンソメ仕立てに、メインディッシュは、

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僕はうずらのバロンティーヌと、

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相方は牛フィレ肉のステーキ。ボンヌマールとのマリアージュは、この上ない素晴らしいものでしたani48ffb5b07c397[1].gif

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幸せなひと時をありがとうございましたわーい(嬉しい顔)

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ワインのボトルの説明を読んでみると自然派でなんと1901年、樹齢111年の古木から獲れたぶどうのワイン。じーんと胸に響きますたらーっ(汗)

おいしい余韻でデザートは、相方大絶賛の、

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焼きたてスフレ。パリッとして中はフワッと。冷めると萎んでしまうので、このタイミングで出すのは難しいんだろうなぁ

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僕はもう少しワインの余韻を、チーズ、エポワスと共に。

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プチフールもしっかりと完食し、優雅なディナータイムは終了。

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部屋から見えるプールは、神秘的なブルーです。夜のぶどう畑の静けさもたまりません。

次回の旅行記は、ブシャールペール・エ・フィスとドメーヌ・ミシェル・カイヨでの試飲の様子をお伝えしたいと思いますon
posted by プチット リュ at 01:20| Comment(0) | TrackBack(0) | フランス旅行 2012

2012年06月30日

フランス旅行総集編L−黄金の丘を自転車で走破!!

旅行記、ブルゴーニュの銘醸地、黄金の丘のニュイ・サン・ジョルジュから北へ。ジュヴレ・シャンベルタン村まで自転車で走破の日ですdeco4b3ae26d9cce5[1].gif

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西側には黄金の丘のぶどう畑が広がっています。
今回の旅で一番の晴天です。この日差しでかなり日焼けして、沖縄に帰ってから「焼けたねぇ」とお客様に言われました晴れ

ニュイサンジョルジュから快調に走るとまずはヴォ―ヌ・ロマネ村に到着。

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田舎の村ですが、ちょっと邸宅があると思うと目をやると、ワインの偉大な造り手ばかりですグッド(上向き矢印)

村からまた丘の方へ向かうと、

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通りの名前も偉大な路地に出て、さらに進むと、(ちなみに上の写真にも書き足しましたがプチット リュのリュはフランス語でrue、petiteは小さいでお店の場所が路地にあるのでこう名づけました)

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ロマネ・コンティの畑にたどり着きます。この道がラターシュ通りですぴかぴか(新しい)

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石垣に”Romanée-Conti”と書かれていますので見つけやすいかと思います。

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畑には馬がexclamation×2

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ワイン雑誌で馬で耕すと知識で知っていましたが、今、目の前で耕しているとはexclamation×2

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耕しているムッシュがこっちまで来たときに馬の名前を聞いたら、”ミケ”だそう。「ミッキーマウスみたいでしょ?」と気さくに答えてくれました。耕すのはすべて馬の力で、

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見てください、耕された後のこの土のフカフカ具合を。こうやって最高峰のワインが生まれるのですねぴかぴか(新しい)

のどかな雰囲気はお隣リシュブールの畑でも繰り広げられていました。

なんと、

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ワンちゃんが一緒にお手伝い?しています。

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にこにこと近づいてきます。

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ワンちゃんも一緒にリシュブールの畑で記念撮影。感動exclamation×2
みなさん忙しそうなのに、手を止めて話をしてくださり恐縮でした。
たくさんあるワインの銘醸地の中でも、4回もブルゴーニュに来たのは、この雰囲気と人柄があったからなのかもしれません。

ヴォ―ヌロマネ村をあとにし、ヴージョ村へ。

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石垣で囲まれた広大なグランクリュのクロ・ド・ヴージョの向こうはこちらから見えないくらい広がっています。

今回走っているとたいていの畑は、

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機械で耕していたのですが、ロマネコンティともう一軒、馬で耕している生産者に出会いました。

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それはシャンボール・ミュジニー村でしたが、なんと今度は女性がはつらつと耕していましたぴかぴか(新しい)

またまたこっちに来たときに、

「ボンジュ〜ル、マダム」

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きさくにいろいろと教えてくれ、「ここは、シャンボール・ミュジニーのどこの畑ですか?」と聞くと「プルミエのレ・ノワールよ。ドメーヌ・アルローを知ってる?」

もちろんexclamation×2自然派の造り手さんで「日本でもあなたのワインは購入できますよ。」と伝えるととても喜んでいましたわーい(嬉しい顔)

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彼女の名前は、ベルティーユさん。馬使いの様子を少し動画で、



馬はカワイイ名前でヌガーちゃん。元気いっぱいに畑を耕しています。こんな光景を見るとワインが飲みたくなり、次の日のディナーで、

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ドメーヌ・アルロー クロ・ド・ラ・ロッシュを。しみじみ〜ハートたち(複数ハート)

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興奮さまやらぬままボンヌ・マールの畑を横目に、モレ・サン・ドニ村に到着。

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すると写真でも、前方に少し見えているのですが、自転車でものすごく勢いよく抜かれ、悔しいと思っていると、とその人がある邸宅の門を開くのを待っていました。

表札を見ると目

えーっexclamation×2

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ロベールグロフィエと書いているじゃないですか、恐る恐る、でも話しかけます。

「ロベール・グロフィエさんですか?」 あっさり「そうだよわーい(嬉しい顔)

今でこそ垂涎の的、シャンボールミュジニーの一級畑”レ・ザムルーズ(恋人たち)”がまだ、’儲かる’という理由でカシスが植えられていた頃からこの畑のポテンシャルを信じ、畑を買いその面積を増やし、今ではレ・ザムルーズの最大の所有者となったロベールさん。

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記念撮影も快く。とても穏やかな口調な紳士でした。感動!!

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電車のジュブレ・シャンベルタン駅まで走りきり、ボーヌ駅まで戻り、自転車での走破ほぼ一日がかりでした。

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ホテルのテラスで一息ついたら、ホテルでの、ブルゴーニュな宴が待っています。ぶどう畑を走り回ったので、体がワインを欲していますハートたち(複数ハート)
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2012年06月28日

フランス旅行総集編K−ニュイ・サン・ジョルジュー

ご来店頂いているお客様から「フランス旅行楽しそうだね〜。」とよく話かけていただいてます。
今回の旅行記はまだまだ続きますので、フランスの雰囲気を引き続きお楽しみくださいapp4a66cc6203b025B15D-thumbnail2[1].gif

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ぶどう畑に囲まれた、ホテル”レ・ポーラン”から車で5分。リュクスなホテル”エルミタージュ・コルトン”に到着。(日中撮った写真がありませんでしたたらーっ(汗)
2年ぶりにオーナーのシャンボン夫妻と再会。まだ朝の10時ごろの到着でしたが、「お部屋用意できてますよ!」と早々に通してくださいましたるんるん

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一つ一つの部屋にブルゴーニュの村の名前が付いていておしゃれです。我々の部屋は”ぺルナンド・ヴェルジュレス村”

2年前、シャンボンさんが手が空いたときに連れて行ってくれた、コートドールの山間の村の名前です。

部屋は古きよき豪華な造り。

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部屋からの眺望は、

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プールが見えたり、もちろんぶどう畑ビューです目

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もう作業は始まっています。

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ベランダでワイングラスをかたむけられます。

こちらのホテルは連泊。滞在中は自転車で畑を走り回ろうということで、事前にシャンボンさんにレンタサイクルを依頼しておきました。

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しゅっぱーつexclamation×2


ホテルからボーヌ市内に向かい、ボーヌ駅からニュイ・サン・ジョルジュ駅へ。
フランスでは車両によって自転車を載せることができるんですよ。時刻表の下に自転車マークがあれば、その車両の一部に自転車を引っかけるフックが付いており、載せることができます。自分たちの利用した路線の電車はほぼすべてOKでした。ワンちゃんもカゴなどに入れずそのまま乗車OKで、たくさんの電車内で (レストランでも)かわいいワンちゃん達に出会いました。

ニュイ・サン・ジョルジュ駅から市内へ。

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到着!!

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ぶどうのオブジェがいたるところに飾られています。

ちょうどお昼どき、ブルゴーニュの郷土料理をビストロで。

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エスカルゴの殻焼き。

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ハムのゼリー寄せに、

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シャロレー牛のステーキに、

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濃厚コック・オー・ヴァン。”まいう〜”

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チョコレートムースを食べてこの後自転車がこげるのかなあというくらいお腹いっぱいのランチでした
わーい(嬉しい顔)

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このレストランは、地下のカーヴを利用した素敵なお店でしたぴかぴか(新しい)

店を出発し、ヴォ―ヌ・ロマネ村に入ってきました。

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黄金の丘(コート・ドール)が後ろに広がっています。

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次回はぶどう畑リポートをボリュームたっぷりに。あんな人やこんな馬ちゃんに会いましたよブログでするんるん

posted by プチット リュ at 09:04| Comment(0) | TrackBack(0) | フランス旅行 2012

2012年06月24日

フランス旅行総集編2012J−ドメーヌ・マイヤールー

先月行ったフランス旅行記、まだ折り返しておりませんあせあせ(飛び散る汗) お楽しみにー。

今日は、朝の散歩の様子です。

チャラ ラ ラ ラ ラッ チャチャーンani490c158796ca5[1].gif ドラクエの音色でお願いしまするんるん

ぶどう畑に囲まれたホテル・レ・ポーラン。深い眠りから目が覚めると、

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ぶどう畑は朝日に照らされています晴れ

朝食前に散歩に行こうってことで、ホテル周辺からアロス・コルトンの丘へ向けて散歩開始。

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村の中にはきれいな小川が流れていて、コガモがスイスイ。

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道路をたくさんの鴨が散歩中。川に向かってセッセと歩いています。近づいてもあまり逃げません。かわいー!

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ぶどう畑へ。上り坂をどんどん上っていきます。

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7時過ぎ朝日に照らされてぶどうの葉。空気がおいしいです。

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銘醸畑、レ・ブレッサンドに到着。ここは、当店でもリストアップしている、マイヤールさんが所有しています。

2年前に、泊まったホテルのオーナーが「知り合いのワイナリーに」ということで、連れて行ってもらった造り手です。たまたま当店で扱っているワインの造り手さんに会えるなんて!と驚いたことがありました。

そんなこと話しながら歩いていると、前からすれ違った車の人に見覚えがあり、「おーい!!」と手を振っていると、向こうもバックミラーを見て気付いたのか、急に止まってくれました。散歩中誰一人と出合わなかったのに会ったのは、

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じゃーん、またまた、そのマイヤールさんでしたグッド(上向き矢印) 偶然は、続くものです。
覚えていてくれて「またバカンスで来ているの?いつまでブルゴーニュで過ごすの?」と聞いてくれました。そんなわけで2年前のマイヤール醸造所の様子へフラッシュバック

マイヤール醸造所は、とても清潔感にあふれるものでした。

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お人柄も親切で、丁寧な説明をしてくださいました。それを反映してのピュア―で緻密な味わいのマイヤールさんのワイン。

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ホテルのオーナーシャンボン氏(写真中央)と一緒にテイスティング。ちなみにシャンボンさんのホテルは、前回お世話になったので、今回の旅行でもこの日から連泊する事にしています。

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こんな感じでボトルコンディションを確認するマイヤールさん。 ワイルドだろ〜pict4fca286fa0cec[1].gif

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アロス・コルトンのワインを中心に、白・赤をテイスティングをさせてもらい、しかも造り手さんの解説付きで。質問も直接本人に出来ます。そして有難いことに、最後は、ラベルも貼られていない、

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アロス・コルトン グランクリュ ヴィンテージはなんと1976年exclamation×2

味わいは、腐葉土に埋もれた、白トリュフそのものでしたapp4db52eb61fb12[1].gif

というエピソードいっぱいのマイヤールさんのワイン。プチット リュではオープン当初からリストアップしている、おいしいピノノワール。

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ショーレイ・レ・ボーヌ 2007は、 5200円となっています(昨日売れましたので来週火曜日以降までお待ちください)

さて、旅行記に戻りましょう。

せっかくお会いできたので、マイヤールさんの畑へもう一度戻り作業の様子を見学目

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畑の作業的にはこの時期、土を耕したりしているところが多かったですが、マイヤールさんはぶどうのツタを這わせるワイヤー張りの作業中。50メートル離れた雇っている人と一緒に息を合わせてどんどん作業は進んでいきます。地味な作業が続きます。しばらく見て、マイヤールさんに「プチット リュでもあなたのワインは好評です!」と最後に言って、別れました。

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こんなに気持ちの良い朝の散歩は、なかなかありません。

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しばらくすると、コルトンの丘に拠点を置く、屋根が美しいピエール・アンドレの醸造所に到着。こちらはパリのワインショップで1本だけ買って帰ってきました。

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白ワイン、サン・ロマン 2009は4200円となっています。1本だけなのでお早目に!!

結局、朝の散歩なのに2時間くらい歩きつづけ、

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ぶどう畑に囲まれたホテルに帰ってきました。

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朝食をとり、車でホテルのオーナーがムッシュ・シャンボンのホテル、”コルトン・エルミタージュ”まで送ってくださいました。

posted by プチット リュ at 09:17| Comment(0) | TrackBack(0) | フランス旅行 2012

2012年06月20日

フランス旅行総集編I−レ・ポーランのディナーー

先月行ってきたフランス旅行記ですapp4a66cc6203b025B15D-thumbnail2[1].gif

近くの散歩が終わり、ハチミツおじさんのところで食前酒を頂いてホテルに戻ってきました。
一息ついてホテルでディナータイムですレストラン

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アミューズブッシュはお酒が進みそうな、塩味がきいたタプナード(オリーヴを使ったペースト)。
ブルゴーニュではあと2日あるので、この日はブルゴーニュの白ワインをチョイス。
シャンパーニュ地方ではシャンパンばかり飲んでいたので、ボトルでスティルワインはこの旅では初めてです。選んだワインは、このホテルがネゴシアンとして扱っているワインの中から、

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サヴィニ―・レ・ボーヌ プルミエクリュ ”レ・オー・ジャロン 2009”

サヴィニ―・レ・ボーヌ村は、コルトン村とボーヌに挟まれた少し地味な村。しかも赤ワインが90%で白ワインは珍しい存在になります。しかしながら、その味わいはお隣のコルトン・シャルルマ―ニュにも通ずる複雑さ柔らかさをもっていて、なかなか魅力的な白ワインの産地となっていますぴかぴか(新しい)

そんなワインをしみじみと味わいながら、お食事は進んでいきまするんるん

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まずはグリーンピースとブルーチーズのスープ。組み合わせが面白いです。

前菜は、これぞブルゴーニュ。

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ブルゴーニュ風エスカルゴの殻焼き。これが産地で食べたかったんですapani496051f0697e1[1].gif

もう一品、ハムとパセリのゼリー寄せ。これもブルゴーニュの郷土料理の代表格です。普通は、

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こんな感じでたっぷりのパセリとハムをコンソメゼリー寄せにして、すべての素材が一体化しているのですが、このホテルのものは、すべての素材が、

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それぞれ確立していました。口の中で一体化!味もおいしくアイデアが面白いなあと思った一皿ですひらめき
ハムもパテのようでした。

先ほどの白ワインとは教科書通りの絶好調なマリアージュですグッド(上向き矢印)

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20時半頃でこの明るさです。向こうでは馬もおいしそうに何かを食べています。

さあメインディッシュです。

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僕はうずら肉とモリーユ茸のファルシ。

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相方は、ブルゴーニュのブランド牛、シャロレー牛
シャロレー牛は日本の牛肉と違い、脂身が少なく筋肉質な赤身ですが、その肉質は柔らかく、お肉のうまみが凝縮しています。
普段は、魚好きな相方もフランスでは肉料理ばかり注文するくらい口に合うようです。
やっぱりブルゴーニュの赤ワインも飲みたくなります。

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ブルゴーニュ地方のレストランの強み。グランクリュがなんとグラスで注文できますexclamation×2

レ・ポーラン コルトン・グランクリュ 2009

しあわせ〜ハートたち(複数ハート)

まだまだフランスはバカンス前。今の時期、地方のホテルは空いています。

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こちらでも途中から我々の貸切に。このぜいたくな空間を独り占めで、恐縮でするんるん

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ブルゴーニュのチーズの盛り合わせに、

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イチゴを使ったデザートで大満足のディナー。

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さすがに部屋に戻るころには暗くなっていますが、それもまたこのホテルの良いところ。お部屋は歩いて15歩。ほろ酔い気分でも、お腹いっぱいでも余裕の帰還ですわーい(嬉しい顔)

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お部屋の窓から見える景色は、一級畑”レ・ポーラン”。

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何とも神秘的で、ぞくぞくっとします。
自分たちは安いほうのお部屋になっていたのですが、なんとこの部屋が二つもあり贅沢に広々使わせてもらいました。どちらの部屋からもこの景色。ずっと見ていても飽きませんでした。

6年ぶりにまたここに帰ってくることができて幸せです。

ブルゴーニュワインがお好きなかたは、このホテルでぶどう畑のテロワールを感じてみてはいかがでしょうかわーい(嬉しい顔)おすすめです!

http://www.lespaulands.com/
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2012年06月18日

フランス旅行総集編H−ハチミツおじさんの巻ー

沖縄では台風が少しずつ本島に接近してきました。午後から学校は休校となり、バスやゆいレールも夜7時には運転休止になったり、空の便も欠航になってきました。今日の夜24時頃に本島に最も接近するらしいので、今は自宅でゆっくりしています。窓が風でガタガタなっています。

そういうわけで、朝の旅行記の続きを。

夕食前にぶどう畑を散歩しているときに、「ハチミツ」という看板が家の軒先にあったので入ってみました。誰もいる気配がなかったのですが、ほどなく車でおじさんが帰ってきました。
「ハチミツを買えますか?」と尋ねると快く迎え入れてくれ、いろいろと説明してくれました。

まずは自宅周辺で花をいっぱい育てている様子を楽しそうに説明してくれ、

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設置していた蜂の巣箱の説明も。巣箱にはミツバチがびっしりがく〜(落胆した顔)近づくと周辺はぶんぶんと蜂が飛んでいました。相方の頭に蜂がくっついてなかなか離れませんでしたふらふら

お庭は、映画のワンシーンのような美しい風景で、おじさんのパラダイスなのだろう、と思いました。
さらに離れの作業小屋を案内してくれました。

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中は、

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ミツバチの博物館の様相です。蜂グッズがぶらさがり、新聞に取り上げられた古い記事も貼ってありました。

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ハチミツを次から次と種類の違うものを試食させてくれ、蜜源の説明も楽しそうるんるん

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フロマージュブランのバケツ一杯に入った、

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プロポリスをたくさんもらいました。プロポリスそのもの、かなりの栄養があると思われます。「歯が黄色くなるから、気を付けてね〜」と言われていましたが、後日、噛んでみたらびっくりexclamation×2

ガムより相当激しい粘着力で、歯を磨いても磨いても、くっついたものがとれず、歯ブラシが黄色に!強烈だぁあせあせ(飛び散る汗)ハチミツも、申し訳ないほどの安さでわけてくださいました。

「自然の恵みにかなう薬は無いよ。」と力強く言っていたのが印象的です。

最後には「ワイン飲もうよ。」とすすめてくれた陽気なおじさん。

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さりげなく出してくれたワインはピュリニー・モンラッシュのまろやかミネラル系の白ワイン。かっこいいなあ。おいしい〜わーい(嬉しい顔)
おじさんの本業はハチミツ作りとは全然違うのです。でも蜂が大好きで「これでは食べていけないけれど、ハチミツ作りは自分にとってパシオン(情熱)だから」と。これまた最高の笑顔で話をしてくださいました。
 
素敵な出会いに感謝です。再会できますように‥・

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ブルゴーニュのぶどう畑の周辺の花が蜜源のハチミツは、チーズの盛り合わせ、若しくは、冬瓜漬けとブルーチーズのカナッペでお楽しみいただけますぴかぴか(新しい) たっぷりあるのでデザートにも使う予定です。

香り高い、珍しいブルゴーニュ産のハチミツをお楽しみ下さいわーい(嬉しい顔)
posted by プチット リュ at 17:45| Comment(0) | TrackBack(0) | フランス旅行 2012

フランス旅行総集編G

最近の定休日月曜日はだいたい雨ですが、今日は夜から暴風域にがく〜(落胆した顔)

晩御飯を買って自宅でゆっくりコースです台風

さて旅行記はシャンパーニュ地方からブルゴーニュへ。

エペルネーを出発し、

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ブルゴーニュ北の街、ディジョンに到着。
ディジョンは、マイユなど粒マスタードとカシスのリキュールで有名な街です。
ディジョンからボーヌまでの電車まで少し時間があったので重い荷物を押しながら駅前のホテルで、ディジョン名物のキールを一杯。

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カシスリキュールとブルゴーニュの白ワインベースのカクテルです。程よい甘さが旅の疲れを癒してくれます。

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目的地のボーヌに向かう電車の停車駅にはワインの銘柄でも有名な地名がずらりと並んでいまするんるん

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ブルゴーニュワインの聖地の中心ボーヌ駅に到着。


駅からはタクシーに乗ります。この方はボーヌ生まれのボーヌ育ちだそうで、それを男性はボーノワー、女性はボーノワーズというそうです。

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10分ほどで、アロスコルトン村の一級畑、”レ・ポーラン”に囲まれたその名もホテル”レ・ポーラン”に到着。
部屋からの景色は・・

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ぶどう畑ビューです。夜は月明かりに照らされたぶどう畑を楽しめます。ぶどうの葉の音や、土の匂いを感じられるほどの近さです!ワイン好きの方にはおすすめの最高のロケーションのホテルです。夕方に着きましたがまだまだ陽が高いのでホテルの周りを散策です。

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コートドール、黄金の丘が西日で輝いていますぴかぴか(新しい)
360度、どこまでも畑が広がっています。

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おいしい空気をいっぱい吸ってくださいよ。

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道端で何かを発見目

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まさにブルゴーニュ産エスカルゴ。ホテルの人に聞いたら、飼育されたものでないので食べるのに、砂をはかせたり絶食させて不純物を出すのに一週間くらいかかるそうです。

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ですからこのようにすぐに食べてはダメなようですふらふら

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地面をよく見るとてんとう虫を発見。

散策の途中、ハチミツおじさんに出会いました。
今日は外出をしなさそうなのでその様子は今日2度目の更新で。つづく・・・・
posted by プチット リュ at 07:14| Comment(0) | TrackBack(0) | フランス旅行 2012

2012年06月13日

フランス旅行総集編F−小粋に朝シャンだ!!ー

旅行から、はや1か月。旅行記はまだ3日目。まだまだ続きますよーon

シャンパーニュ地方、ランスとエペルネーの滞在は2日間、3日目は、ブルゴーニュ地方へ向けて出発です。出発の朝は、近くのカフェで、朝シャンを楽しみましたるんるん
ここも6年前に通っていたお店です。

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勢いよくシャンパンを注いでくれるマダム。

銘柄は、

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カフェのグラスシャンパンで出てくるんだとびっくり。クラマン村の夫婦が始めたRM、”ディアボロ・ヴァロワ”。爽やかな酸は、シャキッと目が覚めました目

地元の人は、朝からシャンパンを飲むのかなあと話していたら、いました、いましたexclamation×2

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テラス席で新聞を読みながらシャンパンとおつまみを楽しむ地元の人が。この日は日曜日。この光景がこのムッシュの日常なんだと羨ましくなりました。

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我々は朝食に、シャンパンと、ハムとフライドポテトの盛り合わせを。朝からガッツリです。
フランスではディナーにおなかいっぱい食べて&飲んでも、朝にはおなかがペコペコで、朝食が待ち遠しいです。なぜだろう?

とても爽やかな朝、電車の時間までエペルネーの街を散策。

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朝早く誰もいないシャンパーニュ大通り。

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すぐ左手に市役所が見えてきます。敷地内の公園も自由に入ることが出来ます。

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合鴨も気持ち良さそうに歩いています。

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見事な、おおでまり。

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樹に咲いた白い花。散った花びらもきれいです。

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水面に映った、市役所。きれいです。

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街の中心に戻ると、日曜日だったので、朝市が開かれていて、

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この時期の2大エース、イチゴとホワイトアスパラガス。珍しいところでは、

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シャンパーニュ地方の蜜源のハチミツ。試食して、華やかな「6月の花のハチミツ」を購入。

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ハチミツ売りのお姉さんと一緒に。少し小ぶりの瓶だったのでこちらはお土産用に。
お店ではこのあとブルゴーニュ地方で買った、かなりレアなハチミツが楽しめますぴかぴか(新しい)ブログをお楽しみに。ヒヒヒヒヒ・・・・

時間ギリギリまで楽しみ、

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エペルネー駅へ。駅からもぶどう畑がみえます。 エペルネーありがとう また来るね〜わーい(嬉しい顔)

シャンパーニュ地方のエペルネーとランスは、半年ですが二人が別々に暮らして、過ごした街です。
あれから6年。また、訪れることができて、そしてお世話になった人たちに会えてとても嬉しかったです。

心の故郷シャンパーニュ地方。パリとは違う、ゆっくりとした時間が楽しめます。
TGVが開通して、パリ東駅から、ランスまでは46分。アクセスもずいぶん便利になりました。
ぜひぜひ訪れてみてくださいわーい(嬉しい顔)


グルメツアー、車窓の景色は、

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シャンパンのぶどう畑から、

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菜の花畑へと変わっていきました。

次回からは これまた大好きな、ブルゴーニュ地方でするんるん
posted by プチット リュ at 09:03| Comment(0) | TrackBack(0) | フランス旅行 2012