おはよございます

今日は曇り空、気温は20℃を超えてきそうですが朝はまだ冷やっとする感じです。昨日はニュースで’万座ビーチリゾート’が
海開きってニュースが流れていたのでもうすぐ暑くなってくるかと

この休日はふぐ三昧
![apani4b1b4b555fa61[1].gif](http://petiteruenaha.sakura.ne.jp/sblo_files/petiterue/image/apani4b1b4b555fa615B15D-thumbnail2.gif)
ふるさと納税で申し込んでいたふぐがタイミング良く休日に届いたので



沖縄は”あばさー”(ハリセンボン)は食す文化があるのですがなかなかとらふぐは見かけないので今年はこの品をチョイス

南あわじ市の
3年とらふぐ淡路島は福良湾で3年育てられたブランドのとらふぐみたいで食感が噛みごたえがあり筋肉質なふぐでとっても美味でした


届いた量が1sで明らかに二人ではもてあましそうなので、一日目は”てっちり”、二日目は、フグの鉄板焼き&から揚げ&グラタンに

なかなか沖縄では食べる機会がなかったのでワインとのマリアージュも追及してみました
![deco4b8108b14ee17[1].gif](http://petiteruenaha.sakura.ne.jp/sblo_files/petiterue/image/deco4b8108b14ee175B15D-afa00-thumbnail2.gif)

用意したワインは左から、山梨・グレイス甲州(甲州)、大阪・さちこ(甲州、デラウエア、リースリング)、フランス・サヴォワ地方(ジャケール)、フランス・ラングドック(ソーヴィニヨンブラン、ヴィオニエ)、フランス・ブルゴーニュ(シャルドネ)です

一日目のてっちり

日本のワイン2種類を前者と海外のワインを後者に分けると、てっちりの要素(シンプルな昆布だしでポン酢と薬味)には日本のワインが見事なマリアージュを起こしていました

鍋で茹でると、思いのほかフグの身は淡白で上品な味わいで、それだけで存在感を表すフランスのワインはふぐの風味に勝っていました。
今回チョイスした、日本ワインの銘柄の違い、印象として、

陽(大阪・仲村ワイン)、涼(グレイスワイン)のイメージのワインは、どちらもそれぞれの良さがフグの風味を引き立ててくれていました。
仲村ワインのさちこは、球体の柔らかいニュアンスで、グレイス甲州は凛としたきれいに伸びる酸がポン酢と合っていて、両社に共通していたのは、繊細さ。
ふぐの繊細さに最初から最後までずっと寄り添い、強い主張をするわけでもなくでも芯の強さですべてを包み込んでくれるような印象でした。
和食に日本ワイン
強烈にそれを印象付けられる結果となりました。(わたくしの個人的な感想です。)

〆の雑炊おいしかった〜

さて二日目、前日の印象から、フグをもう少し、




焼いたり、揚げたり、ふぐの白子をグラタンにしたり、少しフランスワインとの相性を知りたくていろいろと用意していました

前者の日本ワインは前日と変わらずそれぞれの要素と寄り添っていました。フランスのワインは、この日は様々な要素とマリアージュ。素材の焦げたニュアンス、ポン酢より濃厚となった焼肉のタレのスパイシーさ、生クリームやチーズのとても強い素材とまず反応し中盤からフグの風味をもう一度呼び起こしてくれるマリアージュ。
いろいろなボールに対して力で振りぬき一気にホームランになるような印象でした

サヴォワとグラタンのクリーミーなチーズと白子、上品な樽香と果実の旨味がじわじわと口に広がるブルゴーニュとこれまたグラタン&から揚げの香ばしさ(から揚げは片栗粉100%でしょうゆ、ニンニク、ショウガの風味を足して揚げました。)
ふぐがここまで香ばしさを伴ってきたので赤ワインも試してみたいと思い、

山梨・グレイス茅ヶ岳(マスカットベリーA、カベルネ主体)や、

コルシカ島のチャーミングなピノノワールと合してみたところ、
どちらも料理法からくる力強さとフグの風味を引き出してくれ、また複雑なマリアージュを楽しむことが出来ました

料理とワインのマリアージュの楽しい出会いの旅は発見と感動の連続だなあと気づかされるものとなりました

”福来たる”、ふぐパワーで今日から一週間頑張ります

よろしくお願いし〜す