2010年03月01日

伊・仏旅行L−最終回、そして・・・・−

今回でいよいよ年末年始の旅行記は最終回です。長いお付き合いをありがとうございました。
今回の旅の最後のブログはソプラノ歌手の奈良さんについて書こうと思っていた矢先、ご本人がプチットリュにご来店されました! すごいタイミングです!ブログでの紹介を快諾してくださいましたので具体的にご紹介したいと思います。

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こちらは先日プチットリュにご来店の時の写真です。左からフランス文学の翻訳家であり評論家の海老坂 武さん、詩人の にしざと たかしさん、そして奈良 ゆみさんです。

パリ最終日の夜は奈良さんがご自宅にお招きくださいました。11区のバスティーユです。これまた偶然にも我々がパリで住んでいた場所とすぐ近くでした。街角で奈良さんとすれ違っていたのかもしれないねと話しました。

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バスティーユ広場の記念柱です。今ではここで日曜日にはパリ最大の朝市(マルシェ)がたちます。

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相方が好きなラップ通り。老舗ビストロやレバノン料理、バー、チーズとシャルキュトリ(豚肉加工品店)などが並ぶ通りです。そこを抜けるとシャロンヌ通り。奈良さんのお家に伺う前に、あんまりにも近いので我々の以前の住まいを見に行きました。

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この3階です。

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このアパートの向かいはライブハウス「ラ・セーヌ」。週末になると賑やかな声が聞こえていました。彼らの盛り上がり方はパワーがあり人生を謳歌しているなあとこの喧騒を聞くたびに思いました。
ちょうど我々の部屋のまん前がライブハウスの控え室になっているらしく、本番前ギターを鳴らしたり、出番を待つ出演者が話をしていました。
以前ここで今話題の辻 仁成さんのライブが行われました。大勢の観客の中、アコースティックな’ZOO'を聴いた時は感動しました。

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ライブが終わってパリの街で、辻さんと一緒に。

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そんな昔話をしながら奈良さんの自宅に到着。部屋からはバスティーユの記念柱とエッフェル塔のライトが見える本当に素敵なお部屋です。

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部屋には暖炉があり本日のメインディッシュのポトフがぐつぐつと煮込まれていました。

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ポトフが出来ました。

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りっちゃんも待っています猫

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まずはスープから頂きました。身体に染み込むようなやさしい味です。我々が疲れと寒さで弱りぎみだと知った奈良さんが何時間も煮込んで作ってくださったのでした。
具材は仔牛のお肉の塊、オッソブコや野菜がいろいろと入っていて、我々の長旅の最後のディナーは心も温まるものとなりました。

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旬のたんぽぽのサラダはほろ苦い春の味

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チーズの盛り合わせ、自家製の洋梨パイ、自宅で育てたレモンバームティーとフルコースで頂きました。ご馳走様でした!!
そんな奈良さんのコンサートが4月17日大阪で開催されます。
詳しくはこちら。お時間のある方は、本場で活躍されているソプラノの歌声を是非お楽しみください。

旅を振り返って今回はお店を始めてから初めての長期旅行でした。プチット リュがいろいろな人との出会いをもたらしてくれました。皆様からたくさんの気持ちを頂いてこれからも成長していけたらと思いました。お料理も各地で様々なエッセンスが勉強になりました。メニュー開発の参考にしていきたいと思います。

そして・・・

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次なる目的地はドイツ&スイスです。5月の末、お店を楽しみにしてくださっている方にはご迷惑をおかけしますが、どうぞ宜しくお願いいたします。 (完)夜
posted by プチット リュ at 09:33| Comment(0) | TrackBack(0) | イタリア・フランス旅行2010

2010年02月22日

伊・仏旅行Jー思い出のシャンパーニュ地方ー

フランスでも特にシャンパーニュはかけがえのない場所です。
2006年に半年間、相方はエペルネーで僕はランスでそれぞれの土地で仕事をしました。
今回は相方が働いていたホテル ベルソーで宿泊しました。
ブルゴーニュからは直接行けなかったのでパリ経由で。
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今はパリ・エスト駅にはこんなストーブがありました。結構温かいので離れられません。
シャンパーニュに着いてからは以前あまり出来なかった大手のメゾンを精力的に見学しました。
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エペルネーでは、モエ エ シャンドン社。
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ランスでは、ポメリー、テタンジェ、パイパー エドシックを見てまわり、シャンパンの瓶内二次発酵、シャンパーニュの独特な作り方を学んできました。
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ポメリーでは次のような歴史的背景などもとても参考になりました。
「マダム・ポメリーは、ローマ時代の石灰岩の採掘場がとてもよい状態で残っていることを知り、またそこがシャンパンを貯蔵するのに理想的な環境であることも熟知していたので、その採掘場をセラーとして使用することにしました。全長18km、深さが地下30mにまで達するセラーでは、年間を通じて10℃という瓶内熟成において理想的な温度の中で2900万本ものシャンパンが貯蔵されています。」

説明を聞いたり、帰ってきて調べてみるとなるほどと思うことが多かったです。
もっともっとシャンパーニュのことを知りたくなりました。

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そしてエペルネーのホテル ベルソーです。

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お部屋の冷蔵庫にはミネラルウォーターとシャンパンが。

ホテルのレストランはこの時期閉まっていて、併設しているビストロ、”ル セット”でディナーを頂きました。
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サーモンのタルタルに始まり、ウサギのテリーヌ、エスカルゴのシャンパーニュ風、平目のムニエル、仔牛の腎臓の煮込み、仔羊のグリルと、がっつりビストロ料理を堪能しました。
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お食事に合わせたシャンパンはエペルネーの、’ドゥ ヴノージュ
ミレジム 2000’です。ワインリストには100種ほどのシャンパンがあり本当に迷いました。

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ビストロのシェフとサービスの人はあの頃と変わっていませんでした。
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相方が一緒に働いていたルーシーとオーナーのマダムミシュランです。

ここからは相方にバトンタッチです。以降の写真は当時のものです。

マイコです。犬2006年の後半は縁あってこのホテルレストランでお世話になっていました。
ベルソー(音が出ますのでご注意を演劇)はシャンパーニュで最も古いホテルだそうで、廊下も少々ギシギシきしみ、たまーに水漏れもありましたが味のある素敵な宿です。

このホテルにはビストロとレストランがあってあいにく私のいたレストランのほうはお休みでした。
その上3年ぶりということもあって 知った人はいないだろうなぁとおもっていたら 懐かしい顔がチラホラ。話を聞くとまだ他にもメンバーが残っているようでした。
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当時はこのふたりと一緒にデザートの部門を担当していました。 
このクレモンとジャン・クリストフはすでにベルソーを辞めていました。元気にしているかなァ
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教えてもらったり、しかられたり、喧嘩をしたり、鬼ごっこをしたり、冷蔵庫に閉じ込めたり・・・久しぶりに厨房をみて当時のこといろいろと思い出しました。お菓子づくりだけではなく 食材やフランス人の日常まで勉強になる毎日でした。

普段外に飲みに行くと私以外はだいたいビールを飲んでいました。
でもシャンパーニュ地方らしいなあと思ったのは、日曜日のマカナイのときにはシャンパンのボトルが出てきたこと。
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そしていいことがあったときには、シャンパンをみんなでいただくこと。例えば、車の免許を取った時や誕生日に 自らがシャンパンのボトルを買ってきてみんなに振る舞います。嬉しいことを分かち合う気持ちがすごくいいなあと思いました。
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私も自分の誕生日にモエ・エ・シャンドン社まですぐ近くなので、歩いて昼休みに買いにいき、ロゼのマグナムをディナーが終了してから厨房やサービスのメンバーと開けました。
そして私のベルソー最後の日には、オーナー ムッシュ・ミシュランがシャンパンのマグナムボトルを開けてくださり、スタッフからはメッセージが書かれたシャンパンクーラーをプレゼントしてもらいました。
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当時の私はベルソー近くのパティスリーに通いつめ、チョコレート三昧だったので太って顔がパンパンでした。
マイコやせたねー!私は二倍になったよ!と3年ぶりのルーシーが言いました。
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シャンパンのさわやかな香り、グラスの底から立ち上る美しい泡。ふくよかな味。食前酒から食中酒、食後酒までこなす万能選手。そして結婚式やF1の表彰式など門出を祝う華やかさ。朝から(朝シャン)、ブランチにアウトドアで、もちろん夜にも。 特別な日も日常的にもよく似合う 素敵な飲み物です。。。 

 



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2010年02月19日

伊・仏旅行Iーブルゴーニュー

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この日は朝からホテルのオーナー、シャンボンさんがコート ド ボーヌ地区を案内してくださいました。
今朝は特に冷えて庭に落ちている葉っぱは凍りパリパリになっていました。シャンボンさんの車は寒さで動かなかったそうで、わざわざ奥様が別の四駆に乗って車を持ってきてくださいました。
この時期ぶどうの木は、青々とした葉は全くなく寒さをじっと耐えているかのようです。
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ぶどう畑ではとっても寒い中、ワインの造り手さんは剪定をしその切り取った枝をどんどん燃やしています。あちこちでこの作業が行われているので煙があちこちで上がっているのがわかります。
剪定は
@病害虫の侵入した枝を切ったりすることで防除につながる
A乱雑に伸びた枝を整理することで作業効率が上がる
B樹木の勢い(樹勢)を整える
C来年の着果量を調整する
などの理由で行われています。
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道中で見かけたブルゴーニュの方言で’カボット’と呼ばれる水のみ場兼休憩所です。
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ゴツゴツした土の道を揺れながら走り、ペルナンド ヴェルジュラスの村を抜け
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名所コルトンの丘の十字架から特級畑を見下ろし、
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ドメーヌ マイヤール ペール エ フィスに到着。
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整然と並べられた新旧の樽を巧みに操り、彼の緻密な味わいのワインは造られています。
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こんな感じでボトルコンディションを確かめ、
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ショーレイ レ ボーヌの白’08と06
ショーレイ レ ボーヌの赤’07と
アロース コルトンの赤’06と
コルトンの赤’06
を造り手のパスカルさんの解説付きでティスティングしました。開ける前にはボトルには何も書かれていなくて、テイスティングしたものからチョークでヴィンテージを書いていきます。
最後パスカルさんがブラインドでヴィンテージを当ててごらんと1本のワインを持ってきてくれました。
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香りはアルバで香った白トリュフそのもの、色彩はこんな感じです。
いろいろと考えて1974年と答えたところ、もう一声というので
’75、’76と繰り上げていくと正解は’76のコルトンでした!
造り手のかたに「苔や濡れた落ち葉のような香りですね」などど
お話できたり、ブルゴーニュワインのおいしさのお話を聞けたりできるなんて・・・ありがたい経験だとおもいました。
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前日にショーレイ レ ボーヌの白’07をグラスで飲んでいたので’06からの垂直テイスティングは特に勉強になりました。
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一緒に写真を撮ってもらい、サインもノートに貰い
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帰り際にはまだボトルに張られていないワインのラベルをドサッとプレゼントしてくれました。
初対面の自分たちに本当に優しく接してくださったムッシュ・パスカル。
ワインの発酵タンクを上から覗かせてくれながら醸造の説明や、樽に描かれている二人の天使は兄弟を表していて右側が僕だ。僕には羽根がはえているんだよ、と冗談をいったりしながら1時間近く過ごしました。
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こんな経験をさせてくれたムッシュ・シャンボンに感謝!
我々の重たいトランクを車にのせてボーヌの駅まで送ってくださいました。
大好きなブルゴーニュと別れをつげて、次はシャンパーニュへ向けて出発です。
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2010年02月18日

伊・仏旅行H−ブルゴーニュー

ニースからブルゴーニュまで一気に北上、大移動の日です。
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車窓は、岩肌、オリーブの木、ぶどうは株仕立ての低木の乾いた風景。南仏のラングドッグのあたりは乾燥したオレンジ色の風景がつづきます。
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のどかな牧草地帯の風景と変わっていきました。ブルゴーニュ・マコンです。
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ホテル エルミタージュ コルトンに着いたときは辺りは薄暗くなってきました。
このホテルは、ボーヌ駅からタクシーで10分位で、ショーレイ レ ボーヌ村の周りはぶどう畑に囲まれた立地です。こういう場所がぼくの一番好きなホテルのロケーション。ぶどう畑から吹く風のなかで深呼吸。ここに来るだけで嬉しくて鳥肌がでます!
 (以前2006年の旅行でもお隣のサヴィニー レ ボーヌのホテル’レ ポーラン’からの景色は今でも脳裏に焼きついています。またそのときは夜中に窓を開けると月夜に照らされたぶどう畑から吹く風の音が神秘的で、土のにおいがするのが印象的でした。そのときの過去記事です。)
そんなホテルでのディナーはフランス旅行に出発する前夜に急遽予約したのですが、立地もワインもお料理もホテルもホスピタリティーも我々にとっては最高でした。hldgs.JPGtoiwot.JPGgyowiuo.JPGlca;lla.JPGckkpl.JPGcapp.c.JPG
見た目にも美しく素材の味を存分に引き出したお料理の数々に舌鼓
をうち、合わせたワインは
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食前酒にクレマン ド ブルゴーニュ。
そしてここで本当に偶然の再会です。我々のワイン会でも2度とりを務めた、マイヤールさんのショーレイ レ ボーヌ2007です。日本ではアロース コルトンなど赤ワインのみ入荷の造り手さんだったので白ワインは初めてでした。
一口飲んで衝撃を受けました。どこまでも上品なそして力強い樽の香りにきれいに溶け込んだ酸、そしてミネラル感、それぞれの相対立する要素が複雑に絡まり合うワインでした。
赤はとにかく日本で飲めないワインをチョイス。キーワードは小さな造り手さん。ワインリストとにらめっこし選んだ銘柄は、
ドメーヌ ド ショーレイのボーヌ プルミエと飲み足りなかったので、少し地味な産地ラドワ セリ二ィのドメーヌ シュヴァリエのプルミエをハーフで。
どちらも柔らかな酸が特徴でお食事とも絶妙なハーモニーを奏で、この上ない至福の時間が過ごせました。
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ブルゴーニュのチーズがいろいろとあり、選びたい放題!!
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ホテルのオーナー、ムッシュ シャンボン。同い年であることが分かり、日本に住んでいた経験や家族のことなどいろいろと話が弾み、マール・ド・ブルゴーニュをごちそうしてくれました。
日本から持参した大阪のワインとさしあげると、今度はマイヤールさんのショーレイ レ ボーヌ2007をくださいました。ワインのトレードになりました。やったー。わーい(嬉しい顔)
明日は午前中は少し時間が取れそうなのでの僕の友人のドメーヌへ連れて行ってあげるよとムッシュ シャンボン。ありがたいお誘いをもちろんお受けし、ショーレイ レ ボーヌの夜は静かに更けていくのでした。
次回はマイヤールさんのカーヴ見学とこの時期ぶどう畑での作業の様子をお伝えしたいと思います。   つづく・・・・


posted by プチット リュ at 11:07| Comment(0) | TrackBack(0) | イタリア・フランス旅行2010

2010年02月15日

伊・仏旅行Gーニースー

イタリアからフランスへ。旅の後半編となります。
バローロ村でのお肉料理主体のフランス料理の要素が多く取り入れられたピエモンテ料理に大満足した我々は、お魚料理が恋しくなり一路海の街ニースへ。ホテルは到着してから、前泊まったことのある大型ホテルに決めました。
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プロムナード デ ザングレ(イギリス人の遊歩道と名付けられた海沿いの散歩道)に面した最高のロケーションです。
海に面したお部屋と面していないお部屋の値段はぜんぜん違うのですが、「ではテラスにでたら海がみえるお部屋では?」と価格も手頃な眺めのよいお部屋を用意してくれました。うれしくなった我々はまたまた飲まずにはおられません。すぐに真下のカフェに行き
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コートドプロヴァンスのロゼとベレの赤ワインをグラスで、少し肌寒かったですが海と道行く人を眺めながら時間を過ごしました。
前回はニースの町はいたるところが工事中でしたがそれが終わり随分きれいに整備された町へと変わっていました。
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ライトアップもモダンできれいです。
夕食は前回行った海の幸がおいしいお店へと行ってみましたが、なんだか様子が違います。表ドアーにはミシュランの掲載ページが貼ってあり2008年に星付きレストランとなっていました。
満席でお店へは入れず、周辺を歩いてニース駅前のレストランへと入りました。星付きのお店とは程遠いカジュアルなお店でしたが、窓際に座っていた老夫婦がたいへんおしゃれをして優雅に生牡蠣を食べておられたので、「ここはおいしいかもしれない!」という直感で決めました。

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前菜に生牡蠣1ダースをペロッと頂き、魚介の細かいアラがどろどろとした濃度を醸し出しているスープドポワソンやスズキの丸ごとグリルを堪能しました。スズキはサービスの方がテーブルで鮮やかな手さばきで身と骨に分けてくださりまたまたうれしくなりました。おいしかった!
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バンドルの白とカシスのロゼをカラフェで。すっきりと引き締まった辛口のワインと近海のお魚とマリアージュは最高です。わーい(嬉しい顔)
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早く起きて海沿いを散歩しながら、旧市街地の朝市へ。
朝のコート・ダ・ジュールは絵になります。
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プロヴァンス名物の栗の葉に包まれた乾燥イチジクやラベンダー、調味料のエルヴ ド プロヴァンスなどを買いました。

カフェで朝食をとったら、これからブルゴーニュへ向けて北上開始です。
posted by プチット リュ at 22:49| Comment(0) | TrackBack(0) | イタリア・フランス旅行2010

2010年02月14日

伊・仏旅行F−バローロ村最終日ー

年明けの元旦はバローロ村周辺を歩き回り、この地のテロワールを肌で感じることができました。しばらく歩いて村のほうを見るとネッビオーロの由来ともなったネッビア(霧)が辺りを覆っていてとても幻想的な景色でした。
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別の方角に少し目をやると
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彼方にアルプス山脈が見えるのでなんとも贅沢な散歩コースです。
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摘み残しのネッビオーロです。
歩いていた途中、茂った草の奥から野生の鹿が出てきて慌てて別の方向に走り去るのを見たときはドキッとしました。
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カンヌビの畑を過ぎるとサンドローネの建物が見えてきました。元旦なのでさすがに閉まっていました。
ホテルに戻ってからはお土産用のブレッツアさんのバローロを買うのでカーヴを見学させてもらいました。
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背丈をゆうに越す大樽は、バローロの伝統的な造り方の証です。
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前日のディナーに引き続きオーナにサーヴしていただきました。
カーヴ内はとても寒いのでボトルは冷えています。
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そのため暖炉のそばでボトルを少し暖めてから試飲します。この風景はとても絵になります。
バローロで最後の食事はカンティネッタで
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鳩のバルベーラのソースで、合わせたワインは先ほど見かけた
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ルチアーノ サンドローネのヴァルマッジョーレのネッビオーロ ダルバの2002年。あまり良いヴィンテージではありませんが濃厚な果実味、余韻の長さ、熟成感は思っていたより力強くバランスが取れたおいしいワインでした。
アルバ、バローロで濃厚な時間を過ごした我々はフランスへ。
ジュラ方面の予定をおもいっきり変更して南下。
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缶ビールとスナック菓子をほうばりながら、ニースへと電車で向かいました。
posted by プチット リュ at 02:20| Comment(0) | TrackBack(0) | イタリア・フランス旅行2010

2010年02月09日

伊・仏旅行Eーホテル バローロー

スローフードのブラを出発していよいよバローロ村に到着です。
日本がスーザン ボイルさんの歌声で包まれている中、夕方のアルバ駅前で日本時間の新年ぴかぴか(新しい)を迎えました。
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タクシーで20分車(RV) アルバからバローロ村に到着しました。宿泊は村で唯一のホテル バローロです。
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ホテルからはバローロ村が一望でき バローロ城にもベスト ポジションのロケーションです。周りはネッビオーロのぶどう畑に囲まれていてこの地にいるだけでテロワールを感じるすばらしいホテルです。
少しバローロ村を散策してから、大晦日のディナーの開始です。
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本日のメニューです。メインはジビエ料理 猪肉のバローロ煮ポレンタ添えです。出てくるワインはもちろんブレッツアブランドのワインでオーナー自らサーブしてくださるなんとも贅沢な時間となりました。
パーティールームで食前酒としてスプマンテとロエロのアルネイスをいただきました。
後はテーブルにて
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ブレッツアさんのシャルドネ2008。(シャルドネのトロピカルさを抑えるためピノを数%混醸しているそうです。)とてもみずみずしくピュアーな果実味とミネラル感はお食事をさらに引き立ててくれました。
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ブレッツアのバルバレーラもおいしく頂き、
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メインの猪肉の登場です。合わせたワインは勿論バローロ!!
先日のワイン会でもとりをつとめた、ブレッツアのバローロ カステレーロ 2001がサーブされました。古典派のブレッツアさんのワインはどこまでもピュアーな果実味を携え、柔らかな酸がワインの芯となり骨太な骨格を形成していました。
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レストランの壁一面には様々な造り手のヴィンテージ物のバローロが並んでいました。
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4代目当主のオレステ・ブレッツアさんです。
最高のマリアージュな食事が終わる頃、2010年に向けてのカウントダウンが始まりました。各テーブルに1本ずつスプマンテが振舞われ、さらに厚紙でできた帽子やラッパ演劇の盛り上げグッズも各テーブルに配られ年越しの雰囲気は最高潮です。
たくさんのかたと乾杯と挨拶をかわしました。
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2010年、良い年でありますように。
posted by プチット リュ at 00:45| Comment(0) | TrackBack(0) | イタリア・フランス旅行2010

2010年02月05日

伊・仏旅行D スローフード発祥の地 ブラ

バローロ村へ向かう前にスローフード発祥の地、ブラの町を訪れました。いよいよこちらも大晦日、お店も閉まりはじめました。
スローフード運動とは、
 1986年にブラ村でスタートしたN.P.O(民間非営利組織)運動である。
 3つの運動の指針を揚げている。
 @消えていく恐れのある伝統的な食材や料理、質のよい食品、
  ワイン(酒)を守る。
 A質のよい素材を提供する小生産者を守る。
 B子ども達を含め、消費者に味の教育を進める。
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年の瀬で協会本部は閉まっていましたが、記念撮影。

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ブラで一番古いカフェ’コンヴェルソ’で少し一息。
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隣にマロングラッセで有名なパティスリーが併設しているのでここでデザートを選んでカフェと一緒に楽しめます。
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地元の人が多い歴史ある落ち着いた雰囲気のお店でした。

ランチはスローフード協会認定のレストラン、’ボタリーノ’で
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ブラ名物、生ソーセージを前菜に(片側を押さえながら、ナイフでしごき、中身をだしていただきます)
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パスタはニョッキ、セージ入りアニョロッティ(肉やチーズを詰めたパスタ)タヤリンのミートソースを食べ
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メインはブラザート、牛肉のバローロ煮を。デザートはパンナコッタ(日本のより、しっかり堅いかんじです)とティラミスを。
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'08のドルチェット・ダルバでお腹いっぱい頂きました。

スローフードの考えを実感できる素敵なレストランでした。
posted by プチット リュ at 01:19| Comment(0) | TrackBack(0) | イタリア・フランス旅行2010

2010年02月04日

伊・仏旅行Cーアルバー

ミラノ駅の案内所でイタリア語と英語ごちゃ混ぜの説明をして、なんとか書いてもらったアルバまでの時刻表。それを片手に出発です。
途中、ボゲッラとアスティで2回乗り換え。アルバには14時前に到着予定でした。 が、どちらの駅でも乗り継ぎがうまくいかず各駅で時間待ち。(乗っている電車の到着は遅れるのに、出発する電車は時間通り出発していくので、乗り継ぎ時間があってもぜんぜん乗り換えられませんでした。)
だからこそ少しですが駅前のバールへ行ってその町のワインを楽しむこともできました。
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ボゲッラのバールではアスティ スプマンテとピエモンテの赤ワインを

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アスティのバールでは開けたてのアスティ スプマンテとサルシッ
チャのトマト煮を食べました。ほんのりと甘く芳醇なアスティとお肉の味がしっかりしたサルシッチャ(ソーセージ)はとってもおいしいマリアージュわーい(嬉しい顔)
 アルバには2時間遅れでようやく着き、バローロに詳しいかたと合流。イタリアとイタリア語に疎い我々には心強く大変お世話になりました。
だんだん暗くなってきたので急ぎ足でアルバの街を散策。
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アルバといえばトリュフ。しかも白トリュフの一大産地です。街にはトリュフ専門店がありお店のドアを開けるとトリュフの濃厚な香りで圧倒されるほどでした。
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お店用に真ん中のトリュフスライサーを購入。帰国してすぐに活躍しています。
相方はトリュフオイルを買っていました。そしてワインはバローロの雄、ジャコモ コンテルノ。生まれ年の1974年を買いました。
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ジャスト200ユーロ!
アルバの街はコンパクトにまとまっていて古い町並みで、おいしい食材がいっぱいで素敵な街でした。
そしていよいよディナータイムです。
ピエモンテ牛のタルタル、バーニャ カウダ、
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こんな風にすりおろしてもらって、
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タヤリン(北イタリアのタリアテッレ)の上に白トリュフをかけたお料理です。こちらのテーブルにサービスのかたが白トリュフを運んでくるときから香りがプンプン!!!
上品な味に濃厚な香り・・・
メインはピエモンテ牛のタリアータ。合わせたワインは
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'07のマルケージ デ バローロのネッビオーロ・ダルバで
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前から飲んでみたかったバローロ キナート(バローロにキナの樹皮を漬け込んだもの)を食後酒に飲みました。
 とってもおいしい美食の街アルバの夜は更けていきました・・・・
posted by プチット リュ at 10:49| Comment(0) | TrackBack(0) | イタリア・フランス旅行2010

2010年01月28日

伊・仏旅行Bーミラノ料理ー

寝過ごした・・・時計
最後の晩餐を見終って冷たい空気のなかミラノの街を闊歩しました。
かなり歩いたので少し疲れ、Iファミリーとのディナーまでは時間があったのでホテルに戻りました。
5時頃からウトウトしてしまい、目が覚めたら外の風景がなんだかどっぷり夜の感じ。いやな予感が・・・的中たらーっ(汗)
19時45分に待ち合わせなのにすでに20時過ぎがく〜(落胆した顔)
慌てて電話をしてレストランへ。事情を説明し45分遅れで到着すると、ご家族みなさんがニコニコ迎えてくださり、申し訳ないやら、恥ずかしいやらでどうしていいかわからない感じでした。
そしてディナーの楽しい時間はスタートしました。
 レストラン地元の人がくるミラノ料理の雰囲気のとてもよいお店で、
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前菜はバイキング形式です。お昼はサンドイッチだったので、久しぶりのきちんとした食事です。素材の味がしっかりしていてどれを食べても絶品です。
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ソムリエ教本の地方料理で登場している、
仔牛のカツレツミラノ風(コストレッタ・アッラ・ミラネーゼ)これはルッコラとトマトがのせてあります。
仔牛すね肉 ミラノ風(オッソブッコ・アッラ・ミラネーゼ)
のロンバルディア州の代表的メニューをいただきました。
カツレツはそれだけでもおいしいですが、バルサミコ酢とオリーブオイルをかけると一段とおいしくなりました。
オッソブッコはサフランリゾットとの相性が抜群でぺろりと平らげました。パスタはニョッキ、ファルファッレとタリアッテレを伝統的なソースでお腹いっぱい頂きました。このときの様々なソースはプチット リュでも早速取り入れたりしてますので、お楽しみください。
デザートは北イタリアということで、ティラミスを、
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甘さが控えめでこちらもぺロリと完食。
Iファミリーは我々を温かく迎えてくださり、ミラノでの長年の生活のお話、食材、ワイン、いろいろなことをメモを取りながら聞かせて頂きました。本当に素敵なファミリーです。ありがとうございました。
レストランを後にしてミラノ駅向かいのビルのイルミネーションです。
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’BUON 2010’。2010年はすぐそこ。ミラノの夜は更けていき、明日の目的地は
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ミラノ駅の駅員さんに貰った時刻表で向かうことになりました。
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2010年01月22日

伊・仏旅行 @ー トリノ到着ー

現地からハイライトでご紹介していた年末のヨーロッパ。今日から不定期ですが少しずつ詳しくご紹介したいと思います。職業柄どうしても食べ物の話に終始すると思います!
お店を始めてからはじめての海外。プチット リュをオープンしてから無我夢中で走ってきた毎日でしたので、この2年8ヶ月をふり返り初心に帰る旅となりました。
そしてプチット リュのおかげで出会えた、人の繋がりを強く感じる旅にもなりました。
プチット リュは私達が始めた店ですが、今では多くのかたのお店でもあり、ひとつの自立した生き物のように感じるようになりました。かけがえのない、この存在は私達にいろいろなことを教え、与えてくれます。今回の旅でもつくづくそう思いました。
前置きはそれくらいにしてさあ出発です。
沖縄からまず僕の実家大阪へ移動です。
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551の豚まんは行列ができていて年末の気ぜわしい雰囲気が街中にあふれていました。まず大阪で沖縄とは違う気温の低さを感じました。
相方は寒さで歯がカタカタとなっていたのであわてて暖房を入れました 実家は関空へ車で20分のロケーション、旅行には便利な場所です。東京の妹も帰省していたので家族で居酒屋に行き忘年会をしました。
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最初の機内食、豚のしょうが焼きの和食を選びました。食前酒にはシャンパン、食事には白、赤のワインをいただきました。
 行程は大阪からパリ シャルルドゴール空港まで13時間、3時間空港内で乗り継ぎ待ちをしてそれから1時間半のフライトでイタリアのトリノに到着。夜に着いたせいか、初めての空港だからか遠くに来たなあと思いました。

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空港近くのホテルへ着いたときは現地時間で夜の10時、あたりは静まり返っていました。トリノは車のFIATが造られていることもあり、日本では見たことのない種類も多く停まっていました。
明日は早朝からミラノへ移動のためすぐに就寝。
長い12月28日は終わっていきました・・・・・・・
 
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2010年01月14日

シャトー ル ピュイ

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パリのクロネコヤマトから送ったワインが今日届きました。ブレッツアさんのバローロとパリのワインショップラヴィニアで買った、シャトー ル ピュイなどです。
シャトー ル ピュイはボルドーはコート ド フランで造られるビオワイン。そして何と言っても去年ドラマ”神の雫”の最終回で、大きく取り上げられたワインでもあります。(漫画ではまだまだ途中です。どうなるのでしょうか?)日本での流通量がほとんど無いのでなかなかのレアワインです。
 
以下は、このワインのドラマでの表現です。
     


      神の雫

      それは永遠なるもの。

      地上で何が起きても、揺らぐことは

      ない。そこは、果てしなく遠い扉の

      向こうにある。あらゆる使徒を

      従わせ、私は今、その扉を開く。

      神に続くその道は、様々な時を

      超えて、ただひたすらに遠く、そして

      深く大地へと続く。私は、その道を

      歩むことへ興奮を押えきれないでいる。

      人間も自然も、ただそこに永遠を紡ぐ。

      このワインはまさに、神が作り出した

      一滴である。


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さすがにドラマのヴィンテージ’03は在庫なしの状態でした。もうやだ〜(悲しい顔)
が’98(値段的にも手が届いたヴィンテージです)’04’と07を各1本ずつ購入し長期保存することにしました。
右端はブルゴーニュのマイヤールさんのショーレイレボーヌの白、中央左は、ワインにみえますがスーパートスカーナのサッシカイアのオリーブオイルです。
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2010年01月10日

沖縄に帰ってきました。

今しがた岡山から那覇に帰ってきました。久しぶりの温暖な気候にホッとしているところです。二人ともどうも寒いのが苦手なのでまた今日から細胞フル活動でいきたいと思います。
旅行中は洋食ばかりだったのでパリから帰りの飛行機ではミソスープをおかわりしました。
 ちなみにフランス最後のお昼は日本食レストランの多いパリ。ラーメンにかなり心を揺さぶられましたが、ビストロで、
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フィレ ド ブッフのグリエ ソース ポワブルを食しました。
 
日本に着いてからは地元の温泉でゆっくり旅の疲れを癒し、
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沖縄に到着。
明日は朝からお店の大片づけです。さてプチット リュも火曜日から始動いたします。イベントもいろいろと計画進行中です。
 
今年は寅年、年男、年女のスタッフ2名勢い良く突き進んでいきたいと思います。ご愛顧のほど宜しくお願いいたします。
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2010年01月07日

出発の朝。

昨日はおみやげを探してパリ市内を練り歩きました。
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デパートのギャラリー ラファイエットです。ちょうど昨日からソルド(セール)が始まり店内には人があふれていました。
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ドラマ神の雫で最後のワインシャトー ル ピュイのオールドヴィンテージです。こちらには手が届きませんが新しいヴィンテージを数本買いました。(ワインショップ ラヴィニアにて)
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こちらが奈良さんお手製のポトフです。暖炉でグツグツおいしそうに煮込まれています。
サトイモにみえたのはカブで、ちくわぶにみえたのは、仔牛の骨でした。
これは相方が疲れ気味だというのを知って時間をかけてつくってくださっていました。身体と心に染み込むようなやさしいお味です。
奈良さんとのご縁はプチットリュですが、我々がパリに住んでいたアパートと奈良さんのお家が目と鼻の先ほどの距離で、驚きました。お話も楽しく尽きることなく気づくとたいへんな時間になっていました。
奈良さんをはじめ、今回の旅行は本当に親切にしていただいて、出会ったたくさんのかたに、親愛なるフランス人、イタリア人に、感謝の気持ちでいっぱいになりました。これからの毎日にこの気持ちをもってお返ししていきたいとこころからおもいました。

ではこれから雪の中ですが近くのカフェで朝ごはんをとって散歩をして、空港に向かいまーす。
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部屋から外の風景です。雪がうっすら積もっています。

オールヴォワール!!
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2010年01月06日

いよいよ旅も後半です。

いよいよ最終の都市、パリに到着しました。
ニースを出発してからの道のりを簡単に振り返りますと、一路ブルゴーニュに向けて出発しました。ボーヌ駅からショーレイ・レ・ボーヌ村のホテルへ。このあとに思いもかけない出会いがあるとはこのときは知らず・・・・・。
ホテルレストランでコンテンポラリーなお料理を地元コートドボーヌのワインで畑に囲まれてのディナーは最高です。
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メインのピジョンです。前菜のホタテもそうでしたが火の入れ方が抜群でおいしかったです。
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シェフのシラーさん。長居をしていたら帰るところだったので慌てて一緒にパシャリ。
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ホテルのオーナーが我々と同い年であることがわかり、バータイムでは1979年のマールをご馳走して頂きました。さらには持参した大阪のワインとショーレイレボーヌを交換して頂きました。ムッシュ シャンボンは大阪のワインは初めてなので楽しみだと言っていました。話が盛り上がり次の日は、友達のドメーヌに連れて行ってもらうことになりました。
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じゃーん、到着してびっくり。連れていってもらった造り手さんは、ドメーヌ マイヤール。我々のワイン会でも最後のメインで2度使ったことのある造り手さんでした。一般のカーブ見学は受け付けておらず、ショップもないのでこのような形での見学はまずできないのでありがたかったです。
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カーヴ内を詳しく説明してもらい、
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直々に抜栓してもらいすべて開けたての状態での試飲でした。
まだラベルなど貼られていないので抜栓したあとはチョークでボトルに畑、ヴィンテージを記入しているところが印象的でした。
ムッシュ マイヤールのご好意でなんと最後には1976アロスコルトンまで試飲させていただきました。香りはアルバで食べた白トリュフや、スーボワ 、こけ、などの香りで熟成ワインの真髄を感じました。
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足早にブルゴーニュを後にして、シャンパーニュで昨日はミレジム2000を飲みました。
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2006年に相方がパティシエとしてお世話になったホテルで、ほとんどそのときのスタッフのままでした。写真はオーナー夫人と料理人のルーシーです。

そして
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パリに到着です。
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シテ島でクレールさんとバンドのメンバー全員にアルザス料理をご馳走になりました。
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シュークルートです。
明日は買い物三昧で夜は去年沖縄でコンサートがありましたパリ在住のオペラ歌手、奈良ゆみさんにお会いする予定です。
posted by プチット リュ at 07:06| Comment(0) | TrackBack(0) | イタリア・フランス旅行2010

2010年01月03日

遅ればせながら、 新年明けました、おめでとうございます!!

 新年明けましておめでとうございます。皆様にとって2010年がすばらしい年であることをお祈りいたしております。
 ホテルでのインターネットの環境が整わずブログの更新がなかなかできませんでした。
 寒いながら次第にこちらの気候にも順応し元気でいろいろと勉強させてもらっています。
帰国してからは詳しくブログで紹介していきたいと思いますが、今日までのハイライトを簡単にご紹介したいと思います。
トリノに着いてからは電車でミラノへ移動し、
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ミラノ在住の日本のかたにお世話になりミラノのワイン屋さんにつれてきていただきました。プチットリュのワイン会用のワインを購入しましたよ!試飲会のときにグラスをさげる袋をもらい首にかけています。相方は大司教様のような格好です。
レオナルド・ダヴィンチの最期の晩餐をみて、ドゥオモ見学やジェラートをたべました。
夜は伝統的なミラノ料理をごちそうしていただき、大満喫。
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その中の一品、オッソブッコ アラミラネーゼ。(仔牛の煮込みにサフランのリゾット添え)、ミラノ風カツレツやティラミスも絶品でした。
次の日は白トリュフを目指して、アルバに移動。電車が遅れて到着することが多いので、なかなか予定通りには乗り継ぎできず、時間があくたび駅近くのバールに入りました。
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アスティではスプマンテとサルシッチャ(ソーセージ)を楽しみました。
ミラノからアルバにつくと、ずいぶんのんびりした雰囲気でした。
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ピエモンテの特産の手打ち麺タヤリン(タリアッテレ)に地元ならでは白トリュフをたっぷりとかけてもらいました。
あまりのおいしさに言葉を失うほどでした。
次の日はスローフード協会のあるブラへいき、その帰り電車をおりたところで、日本時間のお正月を迎えました。

その後はバローロ村に移動し、ぶどう畑を3時間歩いたりしてこの地のテロワールをしっかりと感じてきました。年越しはバローロ村でイタリア人と一緒にカウントダウン。
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ブレッツアのオーナー、オレステさんからは直々にワインをティスティングさせて頂きバローロを6本購入しました。(畑はカステーロ、ブリッコ サルマッサ、カンヌビ各2本ずつ)これもワイン会で登場させますよ!

到着してからはお肉料理中心だったので、お魚料理が食べたくなり、ジュラ地方は中止にして急遽ニースにお魚料理を食べに行くことにしました!
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そして今日2日のニースの夕焼けです。
先ほど念願どおりおいしいお魚料理をしっかり食べてきました。
明日はブルゴーニュ、アロス コルトン村に向けて出発です。それではまたネットがつながれば、更新したいと思います。

posted by プチット リュ at 07:27| Comment(1) | TrackBack(0) | イタリア・フランス旅行2010

2009年12月29日

トリノに着きました!!

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今日朝、関空から出発して13時間でパリに着き、乗り継いで今トリノに着きました。長い一日でしたがホテルにも無事チェックイン出来ました。
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気温は現在0度で雪もうっすら残っていて寒いです。時間も遅くこの周りには何もなさそうなので今日はもう寝ようと思います。では。
posted by プチット リュ at 07:28| Comment(0) | TrackBack(0) | イタリア・フランス旅行2010

2009年12月25日

旅行の日程。

いよいよヨーロッパ旅行の出発の日が近づいてきました。荷造りはまだまだですが、何とか間に合わせたいと思います。(お店の営業は明日土曜日までです。)
今回の旅のスケジュールも大体ですが決まってきました。

飛行機あさって日曜日那覇から関空へ、実家で一泊して、時差の関係で長い月曜日が始まります。直行便でパリまで行き乗り換えてトリノまで、その日はトリノ泊。

29日は知り合いの沖縄の方にミラノを案内してもらえます。
この日はサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会の”最後の晩餐”を見学し、ミラノ風カツレツを食する予定です。

30日はピエモンテ州のアルバに移動し、白トリュフを食べるのが目標となっています。

31日はバローロ村に移動し、歌って踊っての年越しパーティーに参加します。

1日はそのままバローロ村でお祭りの余韻に浸る予定です。

2日はブルゴーニュまで移動し、

3日、4日はシャンパーニュで。2006年お世話になった人たちにお会いできればと思っています。

5日はパリまで移動し夜は先日コンサートを無事終えられました、クレールエルジエールさんとバンドのメンバーの方たちと食事をする予定です。

6日は次の日の出発に向けショッピングに明け暮れます。

7日に帰国し、沖縄には10日に戻ってくる予定です。準備をして12日、火曜日から営業の予定です。

楽しそうな日々はあっという間に過ぎそうですが、いろいろなものを吸収してきたいと思います。わーい(嬉しい顔)
posted by プチット リュ at 07:29| Comment(0) | TrackBack(0) | イタリア・フランス旅行2010